2010年6月20日日曜日

話材を整理して話す

富山県民会館で開催している「話し方教室」の6回目でした。
学習テーマは「話材を整理して話す」でした。
日常生活の中で、人前で話す機会は意外と多いものです。
結婚披露宴やパーティでの祝辞、各種会合での挨拶や発表
など、スピーチの機会はいろいろあります。
まったく準備をしないで本番に臨む人はいないと思いますが、
ぶっつけ本番で思いつくままに話していいスピーチができる
ものではありません。事前に時間をかけて話すことを整理し、
しっかり準備をして本番に臨むことが大切です。
きょうの「話し方教室」では、人前で話す際の準備について
要領をいくつかお話しました。
何を話すか、話をどう始めてどう終わるか、話をどのように
組み立てるか、話す順番をどうするかなどなど・・・
私が先月行った講演を例に、話材整理の実際を説明しました。
教室では、基礎訓練としての発声発音練習のほか、実践訓練
として受講生に2分間スピーチをやってもらっています。
話し方は、準備と実践を繰り返し続けているうちに次第に
上達していくものです。
あなたも、話し上手を目指して教室に参加しませんか。
鞍田朝夫「話し方教室」の要項は、富山県民会館のHPの
「文化教室の案内」に掲載してあります。ぜひご覧ください。

2010年6月6日日曜日

話し読みで話す

富山県民会館文化教室「話し方教室」の5回目でした。
「話し読みで話す」・・・話し方の効果的な練習法の一つ
「話し読み」が今回のテーマでした。
話し読み練習法とは、書いてある文章を話し言葉に直して
話すように読む練習法です。話すように読むと言っても
そう簡単なことではありません。「アナウンサーの仕事は、
ニュースに始まってニュースに終わる」と言われます。
ニュース原稿を話しているように読めるようになるには、
不断の努力と経験が必要だということです。
それほどに、読むことは極めるのが難しいことなのです。
一方、読むことは上手に話すことへの助けになります。
新聞や雑誌などの書き言葉を話し言葉に直して、
人に話すように声に出して読んでみましょう。
繰り返し練習しているうちに話し方の基本が身につきます。
また、表現語彙が増えて知識も広がり、一石三鳥です。
話すように読む練習は、話し方上達への近道なのです。
きょうの教室では、新聞のコラムを使って話し読みの
練習をしてもらいました。
あなたも鞍田朝夫「話し方教室」に参加しませんか。
詳しくは、kurata2347@gmail.comへご連絡ください。
次回の開催は6月20日(日)10:00~12:00
学習テーマは「話材を整理して話す」です。