2026年2月1日日曜日

謝意は謝意ながら

2月です。”月日に関守なし”と言います。あっという間に今年も1か月が過ぎました。 ところで、かねがね気になっていることがあります。 時折、ニュースの最後に「今夜もご覧いただきありがとうございました」とコメントするアナウンサーがいます。 謝意は謝意ながら、いささか違和感を覚えます。 ▼ニュースには、人の幸せを伝えるものばかりではありません。事件、事故、災害など、人の不幸を伝えるものが多々あります。 むしろ日常的にはそちらの方がある意味ニュースなのかもしれません。 そんな人々の不幸を幾つか伝えた番組の最後に「ご覧いただきありごうとうございました」と丁重に言われると、なんとも割り切れない思いになります。 ▼きっと、視聴者への素直な感謝の気持なのでしょう。たぶん、仕事に対し誠実で謙虚な方(方々?)なのでしょう。 しかし、例えば、火事で人が亡くなったとか、災害で大勢の人が死傷したとか、気の毒なニュースを聞いた後で 「ご覧いただきありがとう」という謝意のコメントを聞く度に”果たして適切なコメントなのだろうか”と、かねがね疑問を抱いていました。 ▼折しも、先日、県内の親しいフリーアナウンサーと話す機会があり、件のコメントについて意見を求めたところ、 何度か聞いたことがあり”視聴者に媚びているように思った”という感想でした。 視点は少し違うものの違和感を覚えるという点では通底するところがあるように感じました。 ▼友の反応に共感者を得て、ますます違和感を強くしているところです。 事件や事故、災害のニュースには、当事者がいます。当事者の関係者が数多います。 そんな人達が「今夜もご覧いただきありがとうございました」というコメントをどんな思いで聞いているでしょうか。 謝意は謝意ながら、ニュース番組には馴染まないコメントに思えてならないのですが・・・