2026年3月1日日曜日

「楽しむ」を信条に

3月です。先月行われた冬季五輪の日本勢の大活躍に感じたことがあります。 緊張感を余儀なくされる選手たちの逞しいメンタルに時代の変化を垣間見たように思いました。頼もしい限りです。 ▼日本のスポーツ界にも、旧来の根性論から「楽しむ」意識へのシフトが確実に進んでいるのかもしれません。 「楽しむ」と意気込みを語り試合に臨んだ選手が何人もいました。 昔の「国を背負って失敗できない」悲壮感から、「五輪を楽しむ」というポジティブな目標が常となりつつあるのでしょう。 ▼今年の冬季五輪では、多くの選手が「自分らしく楽しむ」姿勢で大活躍し私たちを魅了しました。 特にスノーボードやフィギュアスケート勢がその精神の象徴でした。 失敗を恐れず難度の高い技に果敢に挑戦する姿に感動しました。高難度に挑むこと自体が「楽しむ」を追求する原動力になっているのかもしれません。 ▼そもそもスポーツの語源は、「運び去る」「運搬する」を意味するラテン語だそうです。仕事から離れて気分を転換する「気晴らし・遊び」が本来の意味です。 五輪の重圧下でも「楽しむ」と語る選手が増えているのは、自然な時代の流れなのかもしれません。スポーツの本質を「楽しさ」と見なす空気が広く一般化しているようです。 ▼思うに、「楽しむ」という信条は、厳しい練習で確かな自信を掴んだ選手のみが辿り着く境地なのでしょう。 蛇足ながら、人前でのスピーチにも「楽しむ」という信条が必要です。聴衆の頷きや笑顔を味方につけ「伝える楽しさ」をめざすべきです。 そのためには、しっかり事前の準備をし、深呼吸で心を落ち着かせ、背筋を伸ばして笑顔で話しましょう。「楽しむ」が見えてくるはずです。