2022年5月1日日曜日

基本のキ

5月になりました。新緑が眩しい季節です。緑に囲まれてゴルフを愉しむのに一番いい時季かもしれません。 ▼ところで、「基本のキ」という言葉があります。物事の初歩、初歩の初歩、手始め、という意味です。 ▼ゴルフには、押さえるべき基本がたくさんあります。クラブの握り方(グリップ)、アドレス(立ち方)、スタンス(足幅)、 そして、クラブの振り方(スイング)、とりわけ、バックスイング、ダウンスイング、フォロースルーからフィニッシュ、 さらに、ドライバー、アイアン、ウエッジの打ち方などなど、それぞれ拠り所とすべき基本は多岐にわたります。 ▼そんなゴルフの「基本のキ」は、体幹の捻転で打つ、つまり、ボディターンでヒットすることなのだと教わりました。 これまで、さまざまな人にアドバイスを受け、各種レッスン本やDVDなどでいろいろ学んできたつもりです。 しかし、この「基本のキ」がなかなか難しいのです。どうしても力任せに腕だけで打ってしまいがちなのです。 ▼ゴルフ歴かれこれ50年。永年の試行錯誤の末、最近ようやく「基本のキ」が実感できるようになったように思います。 手前味噌ですが、スコアの良し悪しは別にして、最近は若い時よりずっと納得のゴルフができているかもしれません。 体力の衰えを自覚してようやく辿り着く「基本のキ」なのかもしれません。 ▼話し方にも気をつけるべき基本がたくさんあります。 声の出し方、言葉の選び方、話の組み立て方などなど、話す力をつけるための基本が多くあります。 ▼そんな話し方の基本中の基本「基本のキ」は、やはり声の出し方かもしれません。 相手に伝えたいことをちゃんと伝えるための手始めは、常にしっかりはっきり声が出るようにしておくことです。 これが、できているようで、意外に出来ていないのです。 毎日喋っているので声はちゃんと出ているように思いますが、案外しっかりはっきり出ていないことがあります。 ▼話す力は、不断の努力と訓練によってのみ身につけることができる力です。 力をつける有効な一方は、文章を声に出して読むことを習慣にすることです。 声に出して読むことによって、話す力が確実に向上し話し方が格段に上達することと思います。 これまた、声の衰えを感じ改めて努める「基本のキ」なのでしょう。 ▼さて、5月の鞍田朝夫「話し方教室」は、きょう1日と15日に開講します。 午前10時から12時まで富山県民会館の608号室で開きます。 学習テーマは、1日が「簡潔に話す」、15日が「短いセンテンスで話す」です。 入会を希望される方の事前見学を受け付けます。 予め、☎076-431-3248 か kurata2347@gmail,comへご連絡いただければ幸いです。