2022年9月1日木曜日

コロナ禍と2つの快挙

9月です。先月は、野球で1世紀ぶりの2つの快挙に接しました。 夏の高校野球で宮城の仙台育英が大会104回目にして東北勢初の優勝を飾った快挙、 米大リーグでエンゼルスの大谷翔平選手が104年ぶりに二刀流で”野球の神様”に並んだ快挙です。 ▼仙台育英の須江航監督が優勝インタビューで語った言葉が反響を呼びました。 「青春ってすごく密なので、でもそういうことは全部ダメダメと言われ、活動しててもストップがかかって、 どこかでいつも止まってしまうような苦しい中で、でも本当に諦めないでやってくれた。」と、 大舞台で悲願を達成した選手を涙ながらに労いました。 ▼歴史の扉を開けた仙台育英の優勝は、新型コロナに翻弄され、様々な制約で濃密な部活動が思うようにできないなか、 コロナ禍に備え、コロナ禍を乗り越え、諦めずにみんなで掴んだ快挙でした。 同様に苦しんだ全国の高校球児への希望のエールと言えます。 ▼一方、二刀流の大谷選手が投手として今シーズン10勝目を飾り、昨シーズン逃した「2桁勝利、2桁本塁打」の快挙をついに達成しました。 ”野球の神様”ベーブ・ルースの、投手で13勝、打者で11本塁打という偉業に並んだのです。 大谷選手は、なお記録更新中です。現在、投手で11勝、打者で29本塁打です。 あと1カ月余り、どこまで記録を伸ばすか楽しみです。 ▼昨シーズンは、9勝、46本塁打で、惜しくも投手としての2桁に届きませんでした。 それでも、大谷選手の存在は、世界中に不安が広がっていたコロナ下での希望の光でした。 シーズン終了後に大谷選手が語った言葉が今も記憶に残ります。 「一日一日重ねるたびに足りないところが見えてくるし、まだまだうまくなれると感じさせてくれる。 やることがたくさんあることは幸せなことだ。」と、再挑戦への心境を吐露していました。 ▼全試合継投でベンチ入りした18人全員を起用してコロナ禍に対峙した高校野球の指揮官と、 どこまでも謙虚で直向きにコロナ禍で沈んだ人々の心に夢と希望を与える二刀流のスーパースター、 二人の言葉を改めて噛み締めたいものです。 ▼さて、9月の鞍田朝夫「話し方教室」は、4日と18日に開講します。 午前10時から12時まで富山県民会館で開きます。 学習テーマは、4日が「初めてのスピーチで話す」、18日が「言い切り出しと結びで話す」です。 入会を希望される方の事前の見学を受け付けます。 予め、☎076-431-3248 か kurata2347@gmail.comへご連絡いただければ幸いです。