2021年12月1日水曜日

「毎日音読」のススメ

最近相次いで「毎日音読」を勧める本と新聞記事に接しました。 元フジテレビアナウンサー寺田理恵子さんの近著”「毎日音読」で人生を変える”と 富山の地元紙・北日本新聞の”毎日音読 認知症を予防”という特集記事です。 ▼寺田さんは、「オレたちひょうきん族」などのバラエティ番組の人気アナでした。 その後、フリーアナを経て、専業主婦として生活していた50代に、 父の死、母の認知症、夫の急逝という不幸が重なり身も心もボロボロになったそうです。 そんな時に寺田さんの人生を変えたのが「毎日音読」することだったと言うわけです。 ▼件の著作では、音読することの効用、音読レッスンの数々、そして、「毎日音読」する教材とポイントが解説されています。 音読に取り組み、音読に支えられ、心身の不調を克服して復活した寺田さんの実体験から、 音読を、単なる発声発音訓練という意義を超越した心身を活性化する運動として紹介されています。 ▼一方、北日本新聞の特集では、記事を声に出して読むことで認知症予防の「脳トレ」になるという観点から、 音読を推奨する3人を取り上げていました。1年前から新聞の音読を始めた富山市内の70代の男性、 地元紙の読者投稿コーナーを録音し音読のお手本として公開している名古屋のアナウンサー、 富山県内で脳トレの普及に取り組んでいる元富山短大の教授の3人です。 それぞれに、「新聞は静かに読むより、声に出した方が頭が働く」「音読は声だけではなく表情も明るくする」 「音読すると脳の前頭前野が働き、やる気や意欲が湧いてくる」と、音読の効果を披瀝していました。 ▼実は、鞍田朝夫「話し方教室」でも、その日の講習の最後に北日本新聞のコラムを参加者全員で音読しています。 コロナ禍で人と話す機会が減っています。喉の機能低下が指摘されています。喉は、呼吸、飲食、会話、これら全てを司る重要な器官です。 「毎日音読」を習慣にすることは喉を鍛えることに他なりません。 ▼さて、12月の鞍田朝夫「話し方教室」は、5日と19日に開講します。午前10時から12時まで富山県民会館で開きます。 学習テーマは、5日が「絵を描くように話す」、19日が「突然指名されて話す」です。入会を希望される方の事前見学を受け付けます。 予め、☎076-431-3248 か Eメールkurata2347@gmail.comへご連絡いただければ幸いです。

2021年11月1日月曜日

なぜ、紅葉狩り?

11月です。紅葉の季節です。先週久しぶりに信州の小布施までドライブしてきました。 途中立ち寄った妙高SAから見上げた山並みは、頂上が冠雪しその下の山肌が紅葉していました。 富山でも有峰湖周辺が紅葉の最盛期を迎えていると、一昨日の地元紙が写真を載せて報じていました。 各地の紅葉の名所は、コロナ禍で行楽を控えていた人達の「紅葉狩り(もみじがり)」で賑わうことでしょう。 ▼ところで、紅葉を見に出掛けることを「紅葉狩り」と言いますが、なぜ、狩猟でもないのに「狩り」と言うのでしょうか。 ▼そもそも「狩り」は、古来”鷹狩り”や”鹿狩り”など山野に入って鳥や獣を捕まえる猟の言葉として使われてきました。 「紅葉狩り」のはじまりは、狩猟をしに山野に入った猟師が自然の美しさに目を奪われ歩き回ったことが由来のようです。 そこから紅葉を観賞することも同様に「狩り」と言うようになったのでしょう。 ▼秋には、昔は紅葉を手に取って観賞していたようです。一方、春には「桜狩り」もしていたようです。 平安時代には、花をつけた桜の枝を手折って家への土産に持ち帰っていたということです。 昔は、自然の美しさを家に持ち込みたいという気持が強かったのかもしれません。 ▼一方、昨今は「いちご狩り」「梨狩り」「ぶどう狩り」などなど、さまざまに「狩り」という言葉が使われています。 こちらは、手に取って観賞するのではなく、摘み取って味わうのが目的で、観光の要素を強く感じます。 「狩り」とう言葉のイメージが時代ともにいろいろ変化してきたようです。 ▼さて、11月の鞍田朝夫「話し方教室」は、7日と21日に開講します。 午前10時から12時まで富山県民会館の608号室で開きます。 学習テーマは、7日が「間をとって話す」、21日が「わかりやすい表現で話す」です。 入会を希望される方の事前見学を受け付けます。 予め、☎076-431-3248 か kurata2347@gmail.comへご連絡いただければ幸いです。

2021年10月1日金曜日

秋めいて、下期へ

10月です。ずいぶん秋めいてきました。吹く風、見上げる空、眺める風景…諸々の風情が秋らしくなってきました。 月が変わり季節は巡り、年度も上期から下期へと折り返しました。 ▼ところで、秋らしくなる意味の「秋めく」の「めく」は、名詞や形容詞の後ろについて【~の状態になる、~らしく見える】 という意味に使われる接尾語です。【現れる、やってくる】という意味の古語「見来(みえく)」が変化した言葉だと言われています。 ▼秋は、穏やかに気温が変化し木の葉も徐々に色づいてきます。季節の移ろいが目に見えてくる感じがあり、その感覚が「めく」という 接尾語に結びついたのかもしれません。好きな季節のアンケートでは、春と人気を二分する秋です。 「秋めく」には、春と同様に人々が待ち望んでいる期待感が込められていそうです。 新型コロナの第5波に翻弄された夏だっただけに平穏な秋冬を望みたいものです。 ▼さて、令和3年度上期の鞍田朝夫「話し方教室」は、新型コロナの感染急拡大で8月22日と9月5日の教室を休講しました。 今後は、新型コロナ第6波と季節性インフルエンザとの同時流行が心配ですが、緊急事態が宣言されない限り、 当初の予定通り開きたいと考えています。 ▼以下、下期の学習テーマと日程をご案内しておきます。 ◎10月3日…いい切り出しと結びで話す◎10月17日…話しかけるように話す◎11月7日…間を取って話す ◎11月21日…わかりやすい表現で話す◎12月5日…絵を描くように話す◎12月19日…突然指名されて話す ◎1月9日…起承転結で話す◎1月16日…5W1Hで話す◎2月6日…エピソードで話す◎2月20日…正しい敬語で話す ◎3月6日…話し読み練習法で話す◎3月20日…ネタを集めて話す ▼鞍田朝夫「話し方教室」は、富山県民会館で毎月第1日曜日と第3日曜日の午前10時から12時まで開講しています。 入会を検討される方の事前見学を受け付けます。予め、☎076-431-3248 か Eメールkurata2347@gmail.comへご連絡いただければ幸いです。

2021年9月1日水曜日

大舞台はダイブタイ?オーブタイ?

東京オリンピックに続いて、東京パラリンピックが開催中です。いずれも、アスリート達にとっては晴れの活躍の場、夢の「大舞台」です。 この「大舞台」という言葉をあなたは何と読んでいますか?「ダイブタイ」ですか?「オーブタイ」ですか? ▼「大舞台」は、もともと歌舞伎の言葉です。「オーブタイ」と読み、堂々とした演技のことを言いました。 しかし、最近は「ダイブタイ」と読む人の方が多いかもしれません。 ▼放送では、「大舞台」の読みについて、「ダイブタイ」と読む人が圧倒的に多かったことから、 「活躍の場」の意味では「ダイブタイ」、古典芸能の場合は「オーブタイ」と、読み分けていた時期があったようです。 しかし、視聴者から「ダイブタイ」は間違いではないかという問合せがあったり、「ダイブタイ」を載せている辞書がほとんど無かったりしていることから、 最近は、「活躍の場」の意味の時は①「オーブタイ」②「ダイブタイ」、古典芸能の場合は◎「オーブタイ」、☓「ダイブタイ」としているようです。 ▼そもそも、大をつけて程度の大きさを表わす言葉は多数ありますが、 読み方としては、「大」の後に漢語(音読み)が来ると”ダイ”、和語(訓読み)が来ると”オー”と読むのが原則です 例えば、ダイ=大家族、大事件、オー=大当たり、大広間、などです。 しかし、例外として、地震や火事などは漢語(音読み)にも関わらず、慣用的に”オージシン””オーカジ”と読みます。 ▼「大舞台」も大+舞台(漢語)なので、原則に従えば「ダイブタイ」ですが、歌舞伎などの古典芸能では慣用的に「オーブタイ」と読ませてきたのです。 言葉は時代とともに変るものです。「大舞台」も、”ダイ”と”オー”の揺れの中でその時々の世論を映してきたのかもしれません。 ▼さて、鞍田朝夫「話し方教室」は、富山県内のコロナ感染急拡大を受けて8月22日の教室を休講しました。 このところ県内のコロナ感染はやや減少気味ですが、富山市で12日まで「まん延防止等重点措置」が実施中でもあり、今月5日の教室も休講することにします。 今のところ、19日は予定通り開きたいと考えています。学習テーマは「初めてのスピーチで話す」です。 開講するかどうかのお尋ねや教室の事前見学の希望は、☎076-431-3248 か Eメールkurata2347@gmail.comへご連絡いただければ幸いです。

2021年8月1日日曜日

成功体験と反復練習

8月です。先月入会したある受講生が実践練習のスピーチで五輪に因んで運動の話をしていました。 曰く「運動神経があまりよくないので小さい頃から運動が得意ではなかったが、最近コロナ禍で外に出る機会が少なくなり 軽い運動を毎朝するようにした」ということでした。 ▼ところで、運動神経がいいとかよくないとかは、どういうことなのでしょうか?  先日たまたまNHKのテレビ番組「チコちゃんに叱られる」で”運動神経がいいってなに?”をテーマに取りあげていました。 チコちゃんの答えは「運動神経がいいとは、生まれ持った才能より繰り返し練習したおかげ」ということでした。 ▼詳細を説明していたスポーツ科学の第一人者、日体大の深代千之学長によれば、運動神経がいいとは、自分のイメージ通りに 体を動かせることで、運動神経は誰でも練習で身につけられる。そして、そのために必要なことは”成功体験と反復練習”だということです。 ▼運動は、成功体験と反復練習を続ければ誰でもできるようになるというわけです。件の受講生もスピーチで「毎日運動を続けるようにしたことで、 前にはできなかったスクワットもできるようになり体力もついてきた」と、成果の実感を披露していました。 ▼話し方、とりわけスピーチにも、この”成功体験と反復練習”は必要なことです。事前の準備、人前での実践と成功体験、終わった後の反復練習、 これを繰り返していれば話し方は必ず上達します。スピーチが必ず上手になります。 ▼深代学長は番組で運動神経をよくするポイントも列挙していました。それは、①うまい人の動きを真似ること、②うまくいった動きを繰り返し続けること、 ③練習中の自分を客観的にみること、だそうです。話し方の練習にもそっくり応用できるポイントだと思います。 ▼さて、8月の鞍田朝夫「話し方教室」は、きょう1日と、いつもと違って第4日曜日の22日に開きます。午前10時から12時まで富山県民会館で開講します。 学習テーマは、1日が「簡潔に話す」、22日が「具体例で話す」です。入会を希望される方の事前見学を受け付けます。 予め、☎076-431-3248 か Eメールkurata2347@gmail.com へご連絡いただければ幸いです。

2021年7月1日木曜日

作物と農作物

7月になりました。夏本番を迎えます。スーパーにはトマトやナス、きゅうり、スイカなど夏の「作物」が並べられています。 また、新じゃが、新玉ねぎなど「新」のつく旬の「農作物」が山積みされ販売されています。 ▼ところで、この「作物」と「農作物」という言葉、皆さんは何と読んでいますか? 「作物」は「サクモツ」?「サクブツ」?それとも「サクモノ」?、そして、「農作物」は「ノーサクモツ」?それとも「ノーサクブツ」? ▼大辞林には、「作物」は、【さくぶつ】=作ったもの。特に、芸術的作品。【さくもつ】=田畑に植えて栽培する植物。農作物や園芸作物。 【さくもの】=刀剣、器具など名工の製作品。名作。と、読み方により違う意味の言葉として載せられています。 一方「農作物」は、【のうさく】「農作」=田畑を耕し、作物を作ること。耕作。と語釈した上で「農作」の派生語として「農作物」が表記され、 【のうさくぶつ】=〔「のうさくもつ」とも〕田畑で栽培する野菜・穀類など。農耕による生産物。と説明されています。 ▼最近は、大辞林にもあるように「ノーサクモツ」という読み方も可なのでしょうが、私が駆け出しのアナンサーだった頃(1970年代)は、 「作物」と「農作物」を、「サクモツ」、「ノウサクブツ」と厳格に読み分けるように指導されたものです。 因みに、その時に使っていたアクセント辞典には、「ノーサクブツ」の表記はありますが、「ノーサクモツ」は載っていません。 ▼元々「農作物」は、「ノーサクブツ」だったのでしょう。「農作」の「物(ブツ)」だから「「ノーサクブツ」なのです。 「農」の「作物(サクモツ)」ではありません。 他にも同様に、「著作物=著作+物」「工作物=工作+物」なので、それぞれ「チョサクブツ」、「コーサクブツ」と読みます。 一方、「畑作物」は、「畑」の「作物」なので、「ハタサクモツ」です。「畑作」の「物(ブツ)」かと勘違いしそうですが、 「ハタサクブツ」ではありません。 時には、言葉の意味や読み方などについてあれやこれや徒然に思索してみるのもいいものです。 ▼さて、7月の鞍田朝夫「話し方教室」は、4日と18日に開講します。午前10時から12時まで富山県民会館608号室で開きます。 学習テーマは、4日が「短いセンテンスで話す」、18日が「三段階話法で話す」です。入会を検討される方の事前見学を受け付けます。 予め、☎076-431-3248 か Eメールkurata2347@gmail.comへご連絡いただければ幸いです。

2021年6月1日火曜日

北斎の生き方に教わる

公開中の映画「HOKUSAI」を観て来ました。飢餓や伝染病が流行し幕府の圧政が横行した激動の時代に生きた一介の絵師が 苦しみながらも自分の絵の世界を極めていく姿が感動的に描かれていました。 ▼今、葛飾北斎が注目されているのだそうです。出口の見えない混沌としたコロナ禍だからこそ、固い信念を貫き自分の道を 一途に進み続けた北斎の生き方が共感を呼んでいるのでしょう。 ▼北斎が生涯に描いた作品は実に3万点以上になるそうです。代表作の”冨嶽三十六景”や”北斎漫画”などが 西欧の画家たちの作品に大きな影響を与えたことは夙に有名な話です。ありとあらゆる画風を学び、 流派に拘らずどんな技法にも挑戦したという北斎。稀代の天才は、推して知るべしかな、努力の人だったのです。 ▼娘のお栄が父北斎を語ったエピソードがあります。「うちの父さまは、ちっちゃい頃から齢八十過ぎるまで筆をとらない日がないのさ。 それなのに此間、わしは猫一匹思うように描けないって泣いてたんだよ。だから、幾つになっても絵がうまくなるんだねぇ。」 ▼北斎は、80歳を過ぎた頃から絵の落款に年齢を入れるようになったようです。 専門家は、年齢を重ねるごとに進化していることを見せたかったのではないだろうか、と分析しています。 ▼葛飾北斎90年の人生、最期の言葉は「あと十年、いやあと五年の命があれば真の絵描きになれたものを」だったそうです。 いっさいの妥協も許さず、ひたすら描くことに生涯を捧げた飽くなき一生だったのです。 ▼北斎の生き方に接して思うことがあります。まだやれる、まだできる、まだまだ頑張れると、つねに思いたいと。 ▼さて、6月の鞍田朝夫「話し方教室」は、6日と20日に開講します。午前10時から12時まで富山県民会館608号室で開きます。 学習テーマは、6日が「上がらないで話す」、20日が「口癖を直して話す」です。入会を希望する方の事前見学を受け付けます。 予め、☎076-431-3248 か Eメールkurata2347@gmail.com へご連絡いただければ幸いです。

2021年5月1日土曜日

他人事

不要不急の外出自粛が求められる2度目の大型連休です。 首都圏や関西圏では感染力の高い新型コロナの変異株が猛威を振るっています。特に大阪が深刻です。 東京や大阪の現状は決して「他人事」ではありません。 富山県内でも新規の感染者が連日報告されています。変異株の蔓延が気がかりです。 ▼ところで、「他人事」という言葉を何と読みますか? 本来の正しい読み方は「ヒトゴト」です。しかし最近は、多くの人が「タニンゴト」と読んでいるようです。 一般的には既に「タニンゴト」の方が浸透しているのかもしれません。 ▼もともと「ヒトゴト」という言葉があり、戦前の辞書は「人事」と「他人事」の両方の漢字を当てていたようです。 ところが、「人事」と書くと”じんじ”と読めてしまいます。 そこで、区別するため「他人事」という漢字に「他人(ひと)事」とルビをふるようになり、 それが、そのまま「他人事」=「タニンゴト」と読まれるようになったと思われます。 ▼しかし、辞書には「他人事=「タニンゴト」の記載はまだ少数派のようです。 3年前に大改訂された広辞苑には、ひと・ごと【人事・他人事】自分とは無関係な、他人に関する事。また、世間一般の事。よそごと。と記したうえで、 近年、俗に「他人事」の表記にひかれて「たにんごと」ともいう。と追記されています。 因みに、私がアナウンサーになった時(1972年)に買った三省堂のアクセント辞典には、 ヒトゴト=人事(~で無い)と記載されており、「他人事」の表記はありません。 ▼言葉は時代とともに変化していきます。「他人事」=「タニンゴト」が、やがては多数派になるのかもしれません。 ただ、典型的な表現の「他人事で無い」の場合、「ヒトゴト」と「タニンゴト」ではニュアンスに少し違いを感じます。 「ヒトゴト」には、惻隠の情というべきか、他人のことを傷ましく思って同情する心が感じられます。「タニンゴト」には、”赤の他人”が連想されて 惻隠の情は感じられません。やっぱり、他人事=「ヒトゴト」がしっくりきます。あくまでも私見です。あなたはどう思いますか? ▼さて、5月の鞍田朝夫「話し方教室」は、今のところ、明日2日と16日に開講する予定です。 2日は「ひとつだけを話す」、16日は「3分間で話す」が学習テーマです。 いずれも、午前10時~12時まで富山県民会館608号室で開きます。 問い合わせは、☎076-431-3248 か Eメールkurata2347@gmail.comにお願いします。

2021年4月1日木曜日

令和3年度の学習テーマと開講日程

4月です。新年度です。富山地方気象台は、先月28日、富山市で桜(ソメイヨシノ)が満開になったと発表しました。 1953年(昭和28年)の統計開始以降で最も早く、平年より13日、去年より6日も早いということです。 24日の開花宣言からあっという間の春ランマンです。35年ぶりに大雪の冬を過ごしただけに、本来ならば心浮き立つはずなのに コロナが気がかりな2度目の春です。新型コロナの第4波が懸念されています。 しかし、こんなときだからこそコロナに負けずに「いつも通り」が意義あることなのかもしれません。 ▼鞍田朝夫「話し方教室」は、去年新型コロナの影響で8回休講しましたが、今年度はコロナ感染に細心の注意を払いながら 「いつも通り」の要領で開講することにしています。以下に令和3年度の学習テーマと開講日程をご案内します。 ◎4月4日・・・明るい声で話す ◎4月18日・・・歯切れよく話す ◎5月2日・・・ひとつだけを話す ◎5月16日・・・3分間で話す  ◎6月6日・・・上がらないで話す ◎6月20日・・・口癖を直して話す ◎7月4日・・・短いセンテンスで話す ◎7月18日・・・三段階話法で話す  ◎8月1日・・・簡潔に話す ◎8月22日・・・具体例で話す ◎9月5日・・・話材を整理して話す ◎9月19日・・・初めてのスピーチで話す  ◎10月3日・・・いい切り出しと結びで話す ◎10月17日・・・話しかけるように話す ◎11月7日・・・間を取って話す ◎11月21日・・・わかりやすい表現で話す  ◎12月5日・・・絵を描くように話す ◎12月19日・・・突然指名されて話す ◎1月9日・・・起承転結で話す ◎1月16日・・・5W1Hで話す ◎2月6日・・・エピソードで話す ◎2月20日・・・正しい敬語で話す ◎3月6日・・・話し読み練習法で話す ◎3月20日・・・ネタを集めて話す ▼さて、4月の教室は4日と18日に開講します。午前10時から12時まで富山県民会館の608号室で開きます。学習テーマは、前掲の通りです。 入会を希望する方の事前見学を受け付けます。予め、☎076-431-3248 か Eメールkurata2347@gmail.comへご連絡いただければ幸いです。

2021年3月1日月曜日

発信力をつける

3月です。年度末です。今年度の鞍田朝夫「話しカ教室」は新型コロナの影響で8回も休講を余儀なくされました。 新型コロナに翻弄させた1年でした。そして、コロナ禍での政治家の発信力が問われた1年でもありました。 ▼先月のこのブログで取り上げたコミュニケーション・ストラジストの岡本純子さんが、その後、テレビのワイド番組で 国のリーダーの発信力について話していました。「いま世界のリーダーに求められるのは共感型の発信力で、 コロナ禍ではとりわけ大切だ。」と力説していました。 ▼発信力とは、「自分の意見をわかりやすく伝える力」です。大切なことは「自分の意見をわかりやすく整理し、 周囲に理解してもらえるように的確に伝える」ことです。「周囲に理解してもらえるように・・・」という点が重要です。 一方的に自分の意見を述べるのではなく、周りの意見を聞きながら自分の意見をしっかり理解してもらうことが大切です。 ▼ところで、発信力をつけるには、①発信する機会を意識的に作ること、②受信力も鍛えること、③自分の考えを深めること、 ④指摘してもらうこと、⑤継続して発信すること、が大切です。 ▼鞍田朝夫「話し方教室」では、毎回受講生が思い思いのスピーチをし感想を述べあっています。仲間から学び自らを磨く 貴重な機会になっています。発信するには、自分の中でいろいろ考えることも大事ですが、仲間に発信し指摘を受けることで 気付くことが多々あります。それが発信する力、伝える力、伝わる力になるのです。 ▼さて、3月の教室は7日と21日に開講します。午前10時から12時まで富山県民会館の608号室で開きます。 学習テーマは、7日が「話し読み練習法で話す」、21日が「整話練習法で話す」です。 入会を希望する方の見学を受け付けます。予め、☎076-431-3248 か Eメールkurata2347@gmail.comに ご連絡いただければ幸いです。

2021年2月1日月曜日

思います

菅首相が年頭の記者会見で「思います」という語尾を連発していたと、 岡本純子さんというコミュニケーション・ストラジストが指摘していました。 「コロナ対策の強化を図っていきたいと思います」「この危機を乗り越えていきたいと思います」等々、 わずか30分ほどの会見で39回も使っていたというのです。ひとつの答弁に7回も「思います」が使われていたケースもあったようです。 「強化を図ります」「危機を乗り越えます」と短く強く言い切ればいのにと、国のリーダーとしての菅首相の話し方に注文をつけていました。 ▼岡本さんによれば、この「思います」は日本人がよく使う表現で、気がつかないうちに多用している人が少なくないといいます。 聞く側は、丁寧さ、謙虚さを感じることもあるが、一方で、自信のなさ、責任逃れという印象を持たれることもあり、 「一応、やってみるけど、できなかったら勘弁ね」というニュアンスになりかねないというのです。 ▼確かに、私たちは「思います」を何気なく頻繁に使っています。「只今から新年会を始めたいと思います」 「開会が少し遅れたことをお詫びしたいと思います」「さっそく、〇〇さんにご挨拶いただきたいと思います」 「皆さんのご協力に心から感謝したいと思います」等々です。 ▼「思います」は、言い切る表現ばかりだとキツイ印象を与えると考え、語尾を和らげようとついつい使ってしまうのかもしれません。 しかし、言い方によっては、真剣度や覚悟が希薄な話し方になりかねません。また、真心の伴わない空々しい言葉に聞こえてしまうかもしれません。 時には、素直に「します」と言い切る方が相手に誠意が伝わると言えそうです。 ▼さて、新型コロナの第3波の感染がなお収まってはいませんが、2月の鞍田朝夫「話し方教室」は今のところ開講する予定です。 7日と21日の日曜日です。いずれも午前10時から12時まで富山県民会館の608号室で開きます。 学習テーマは、7日が「正しい敬語で話す」、21日が「わかりやすい表現で話す」です。入会を希望される方の事前見学を受け付けます。 予め、☎076-431-3248かEメールkurata2347@gmail.comにご連絡いただければ幸いです。

2021年1月1日金曜日

免疫力を上げる

コロナ禍の収束が見通せないまま新年を迎えました。 感染対策の基本の励行と日々の生活でのお決まりの備えが物を言うのかもしれません。 その備えの一つが免疫力を上げるための幾つかの工夫を習慣化することなのだろうと思います。 ▼リポーターの東海林のり子さんが、「我がままに生きる」という近著の中で、免疫力の向上を第一に考え 実践している日課を“健康でいるための3つのルーティン”として紹介していました。 1番が昼寝、2番がウォーキング、3番が足湯、だそうです。 東海林さんといえば、「現場の東海林です」というキャッチフレーズで一世を風靡した事件リポーターの草分けです。 86歳という今日もテレビ、ラジオ、講演会などにお元気で活躍中です。 毎日20分ほどの昼寝、一日4000歩ほどのウォーキング、そして、足を温める意味での足湯を実践し病院知らずだということです。 ▼ベストセラー「思考の整理学」で知られ、去年7月に96歳で亡くなった外山滋比古さんが”レム睡眠”を推奨していたのを思い出します。 午前中や午後にほんの30分でいいから横になる、そうすると非常に元気になる、というわけです。 私もときどき意識して朝寝や昼寝をすることがあります。確かに、すっきりリフレッシュする実感があります。免疫力が上がっているのでしょう。 ▼ところで、東海林さんは、3つのルーティンのほかに、TODOリスト、つまり「やることリスト」を毎日の習慣にしているということです。 その日やることをノートに書き、やったものは線を引いて消していくのだそうです。最近の項目として、1、新聞音読 2、小説音読・・・とありました。 音読、これまた免疫力向上を意識した東海林さんのルーティンの一環なのでしょう。ベテランリポーターらしい徹底した拘りに感服です。 ▼さて、1月の鞍田朝夫「話し方教室」は、10日と17日に富山県民会館で開く予定でしたが、 新型コロナの第3波感染拡大に小康の兆しが見えないことから休講することにしました。ご了承ください。 新年は、2月7日の教室から始めたいと思います。それまでに、コロナが収束に向かっていることを期待したいものです。