2011年2月20日日曜日

ひとつだけを話す

富山県民会館「話し方教室」の22回目を開きました。
きょうの学習テーマは「ひとつだけを話す」でした。
あらたまった場所で話す時、私たちはついついあれも
これもとたくさんのことを話そうとしがちです。
しかし、あまり欲張ると、まとまりのない何を言おう
としているのか分からない話しになってしまいます。
多くを話したからといって、決していい話になった
ことにはならないのです。
TPOに合わせて、言いたいことをひとつに絞って
分かりやすく話すようにしましょう。
①まず言いたいことを一言で言ってみる、②足し算、
引き算で話を整理する、③話しを組み立てる、
④簡潔に具体的に話す、⑤何よりも話しの中身を
大切にする、などを常に心掛けたいものです。
鞍田朝夫「話し方教室」は平成23年度も開催する
予定です。新しい春に新しい挑戦をしてみませんか。
あなたの受講をお待ちしています。

2011年2月6日日曜日

絵を描くように話す

富山県民会館「話し方教室」の21回目を開きました。
きょうのテーマは、「絵を描くように話す」でした。
絵を描くように話すということは、話そうとする内容を
聞き手にも同じ情景としてイメージして貰えるように
話すことです。さながら、ラジオの実況中継を聞いて
いるかのような臨場感を持ってもらう話し方です。
そのような話し方をするためには、話し手自身がその
現場や事柄をしっかりイメージして、実感のこもった
描写を具体的にすることが必要です。
具体的にイメージしやすく話すには、数字や固有名詞
などを意識的に盛り込んだり、「遠い」「多い」など
の抽象的な形容詞の表現を自分流の尺度で言い換えたり
してみるといいでしょう。
また、色や音の表現、その場で交わされた台詞などを
入れたり、擬音語や擬態語を効果的に使ったりして、
五感に訴えるように話すと臨場感が増します。
あなたも、人前で絵を描くように話しみませんか。
教室では、受講生が毎回スピーチの実践練習に挑戦
しています。あなたの参加をお待ちしています。
詳しくは、富山県民会館のホームページで・・・