2017年1月1日日曜日

言葉のチカラ

中学1年の我が子の教育に奮闘中の私の娘が、富山県高岡市
出身のメンタルコーチ・飯山晄朗さんの講演を聞いてとてもいい
刺激を受けたようです。講演は「夢実現の法則」というタイトルで、
潜在意識とは?潜在する能力を引き出すには?というような話
だったようです。
飯山晄朗さんといえば、2014年夏の高校野球石川県大会の
決勝戦で、星稜高校が9回裏に0対8の絶対絶命のピンチから
9対8という奇跡の逆転勝利を成し遂げた時の立役者といわれ、
いま各方面で注目されているメンタルコーチの一人です。
飯山さんの話を聞いた娘は、言葉のチカラの偉大さを再認識し
たようです。もう駄目だと思っても「大丈夫!できるわ!」と声に
出すようにすることの意義を得心したと言います。日々腐心して
いる子育てと我が子に向き合う自らの意識改革に確かな光明を
見出したのかもしれません。
潜在意識、言葉のチカラということでは、マーフィーの法則を思い
起こします。件の法則では、強く願うことは必ず毎日口に出して
自分に向かって宣言するようにすると、その願望は潜在意識に
しっかり刻み込まれ、やがて必ず叶う、と説いています。
又、言葉にチカラがあるということで言えば、去年の流行語大賞
に選ばれた「神ってる」も、広島東洋カープを25年ぶりのリーグ
優勝に導き、鈴木誠也外野手の潜在能力に火をつけ開花させた
言葉だったのではないでしょうか。緒方監督が6月のセ・パ交流
戦で2試合連続サヨナラ本塁打を放った鈴木選手を評して言った
言葉ですが、その後の広島の快進撃、鈴木選手の残したリーグ
2位の打率3割3分5厘、29本塁打95打点の好成績は、まさに
言葉の不思議なチカラが導いた結果だったように思えます。
言葉は、時に思わぬチカラを引き出すものなのかもしれません。
日頃から、夢や願望は、心底、本気で、真剣に、微塵の疑いや
迷いもなく言葉にし口にするようにしたいものです。
さて、1月の鞍田朝夫「話し方教室」は、いつもと違い第2日曜日
の8日と第4日曜日の22日に開きます。いずれも午前10時から
12時まで富山県民会館の608号室で開講し、8日が「起承転結
で話す」、22日が「5W1Hで話す」が学習テーマです。
入会前の見学を受け付けます。事前に☎076-431-3248へ
ご連絡いただければ幸いです。