2011年12月1日木曜日

12月の話し方教室

富山県民会館で開催している鞍田朝夫「話し方教室」、
12月は、4日と18日の日曜日午前10時からです。
学習テーマは、4日が「5W1Hで話す」、18日が
「アイドマ(AIDMA)で話す」です。
今年度の文化勲章受章者で小説家の丸谷才一さんは、
「話し上手」の要件として、まず声の出し方、次に
言葉の選び方、そして、話の筋の立て方が大切だと
いう主旨のことを著書の中で書いています。
声の出し方は、話し方の基礎要件として訓練すべき
要素ですし、言葉の選び方は、分かりやすく伝える
ために腐心すべき大切な要素です。
一方、話の筋の立て方は、的確に伝え効果のある話に
するために熟慮すべき要素だと思います。
今月は、話を組み立てる際にぜひ押さえておきたい
「5W1H」の原則と「AIDMA」の理論について
お話ししたいと考えています。
人に何かを伝える時、「5W1H」つまり「いつ、
どこで、だれが、なにを、なぜ、どのように」した
という構成要素がきちんと押さえられていることが
大切です。また、人がモノを買う際の心理的な動き、
「注意し、関心を持ち、欲求し、記憶し、行動する」
という「AIDMA」の理論は、話し手も大いに参考に
すべきです。耳を傾けてもらい、関心を持ってもらい、
共感してもらい、思い出してもらい、反応してもらう
ことができれば理想的なスピーチです。
4日の教室では「5W1H」、18日は「AIDMA」
について説明することにしています。
関心のある方はぜひ教室を覗いてみてください。
教室の概要は、富山県民会館ホームページに添付掲載
してある要項でお確かめください。

2011年11月1日火曜日

11月の話し方教室

富山県民会館で開催している鞍田朝夫「話し方教室」、
11月は、6日と20日の日曜日午前10時から開きます。
学習テーマは、6日が「わかりやすい表現で話す」、
20日が「正しい敬語で話す」です。
スピーチや挨拶を頼まれると、ついつい力が入って、
格調高い話にしたいと思うあまり、結果的に難しい漢語を
多用した分かりにくい話になってしまうことがあります。
今年の文化勲章を受章する小説家の丸谷才一さんは、著書の
「桜もさよならも日本語」の中で、話し上手を育てるうえで
大切なのが言葉選びで、相手がよく知らない(さらに自分でも
意味がはっきりしない)難しい言葉や誤解の余地がある言葉を
避けることだ、と書いています。これだけで話しの質がずいぶん
上がるし、相手にもよく通じるようになる、とも言っています。
漢語は、表意文字としての説得力と格調はあるかも知れませんが、
話し言葉として使いすぎると、聞き手に意味が伝わらない曖昧な
話になりかねません。難しい漢語は、噛み砕いて話すように
することが大切です。
一方、正しい敬語表現は、社会人として身につけておくべき
大切なマナーです。しかし、おかしな表現が横行しています。
尊敬語と謙譲語の混同や美化語の「お」と「ご」の誤用、
二重敬語や「さ」いれ言葉など、間違った敬語表現を日頃
ずいぶん耳にします。また、敬語の使いすぎも避けなければ
なりません。かえって嫌味で誠意の伝わらない結果になって
しまうことがあります。
丸谷さんは「日本人は、欺瞞的低姿勢の語法を少し慎んだ
ほうがいいと思う」と前述の著書で苦言を呈しています。

6日の鞍田朝夫「話し方教室」では、漢語と和語について、
20日には、間違いやすい敬語表現について考えます。
関心のある方は、ぜひ教室を覗いてみて下さい。
教室の概要は、富山県民会館ホームページに添付してある
要項をごらん下さい。

2011年10月1日土曜日

10月の話し方教室

富山県民会館で開催している鞍田朝夫「話し方教室」、
10月は、あす2日と16日の日曜日午前10時からです。
学習テーマは、2日が「話材を整理して話す」、16日が
「口癖を直して話す」です。
スピーチや挨拶を頼まれて、準備なしで本番に臨む人は
いないと思います。友達同士など気の張らない集まりなら
準備なしのその場のノリだけで臨んでもいいかもしれませんが、
結婚披露宴や各種会合など少し改まった場所では、話しの
中身がきちんと精査されているべきです。ぶっつけ本番で
思いつくままに話していいスピーチができるものではありません。
しっかり準備して余裕を持って本番に臨むことが肝心です。
問題は準備の仕方です。準備には要領があります。
何を話すか、話しをどう始めてどう終るか、話しをどのように
組み立てるか、話す順番をどうするかなど、要領に従って
しっかり準備することです。その都度きちんと準備を重ねて
いるうちに話し方が上達し、結果的に「上がらないで
魅力的に話す」ことができるようになるのです。
あす2日は、話材の整理の仕方について要領をお話しします。
16日の教室では、口癖を直して話すことについて考えます。
私たちは多かれ少なかれ癖を持っています。話している時にも
自分では気づかない口癖が意外と多く現れているものです。
癖は一概に悪いとは限りませんが、無意味な癖は直すように
努力すべきです。口癖になっている「あのー」「まぁー」「えー」
などの間投詞や「やっぱり」「ちょっと」「けっこぉー」など、
あまり意味のない無駄な言葉は、連発を避けたいものです。
口癖の直し方が、16日の教室の学習テーマです。
関心のある方は、ぜひ覗いてみてください。教室の概要は、
富山県民会館HPに添付掲載してある要項をご覧ください。

2011年9月1日木曜日

9月の話し方教室

富山県民会館で開催している鞍田朝夫「話し方教室」、
9月は、4日と18日の日曜日午前10時から開きます。
学習テーマは、4日が「初めてのスピーチで話す」、
18日が「好い切り出しと結びで話す」です。
秋は、各種披露宴やパーティ、いろんな会議や会合が
多い季節です。そんな席で、スピーチを頼まれたり
挨拶を求められたりすることがあると思います。
スピーチや挨拶を頼まれたら、気持ちよく引き受けて
期待に応えたいものです。
ところで、普段の会話と人前で話す時の話し方とでは
大きな違いがあります。聞き手からのプレッシャーです。
とりわけ、初めてのスピーチでは大きなプレッシャーを
感じるものです。
それを乗り越えて立派なスピーチをするためには、
話の内容に絶対の自信を持つことです。
自信をつけるためには、しっかり準備することが大切です。
また、発声や発音、話しぶりなどにも自信が持てるように
したいものです。そのための不断の努力と訓練が重要です。
9月の教室では、初めてのスピーチで心掛けたい準備の
要領などについて考えてみたいと思っています。
また、スピーチの成否を決める切り出しと結びについても
学習したいと思っています。
関心のある方はぜひ覗いてみてください。
教室の概要は、富山県民会館のホームページに添付掲載
してある鞍田朝夫「話した教室」の要項をご覧ください。

2011年8月1日月曜日

8月の話し方教室

富山県民会館で開催している鞍田朝夫「話し方教室」、
8月は、7日と21日の日曜日午前10時からです。
今月は、話し方の練習法が学習テーマです。7日は
「話し読み練習法」、21日が「整話練習法」です。
後輩アナウンサーの成長ぶりに感心することがあります。
話しの素人だった若者が、一年もすると見違えるほど
立派なアナウンサーになっています。日々の仕事が、
有効な練習になっているのでしょう。
人前で上手に話せるようになるには、練習が必要です。
ある日突然話し方が上手になるものではありません。
話し方が上手な人は、自分流の効果的な練習を絶えず
実践している人です。不断の努力が大切です。
話し方の練習法には、いくつか代表的なものがあります。
何かをしながら反復練習する「ながら練習法」、新聞や
雑誌の記事を話し言葉に直して声に出してみる「話し読み
練習法」、互いにテーマを出し合い即座に話してみる「
即題練習法」、録音機を使って話し方をチェックしながら
練習する「整話練習法」などがあります。
どれも、その気になれば簡単にできるものばかりです。
問題は根気です。「継続は力なり」は至言です。
8月の教室では、話し読み練習法と整話練習法について、
やり方と要領を説明したいと思っています。
関心のある方は、ぜひ覗いてみて下さい。見学歓迎です。
教室の概要は、富山県民会館HPの要項でご確認下さい。

2011年7月1日金曜日

7月の話し方教室

富山県民会館文化教室の鞍田朝夫「話し方教室」、
7月は、3日と17日の日曜日午前10時から開きます。
学習テーマは、3日が「上がらないで話す」、17日が
「話しかけるように話す」です。
アナウンサーの現役だった頃、「上がらないで話す」
にはどうしたらいいですか、とよく質問されました。
プロのアナウンサーは上がらないと思われがちです。
個人差はあるものの、プロも上がっているのです。
私も、本番前にはいつも緊張していました。
程よい緊張感は正しい仕事に必要だと考えるように
していました。誰でも上がるのです。
問題は、緊張しすぎて動悸が押さえきれず、
声が震えたり、思ったことが十分に言えなかったり
する状態は克服しなければなりません。
そのためには、上がっている自分が正常だと思うこと、
あまりうまく話そうとしないこと、事前の準備を
しっかりし、きちんと練習すること、などが大切です。
また、「話しかけるように話す」と、上がりを和らげる
ことができます。上がったままにしないことが肝心です。
熱心に聞いてもらうと上がりは収まります。
あなたの話しに頷いて聞いてくれる人、じっと見つめて
聞いてくれる人、笑顔で聞いてくれる人、
そんな親切な人を探して話しかけるように話しましょう。
教室では、毎回基本的な発声発音練習をしたあと、
スピーチの実践練習をしてもらっています。
人前で上がらないで話す、人に話しかけるように話す、
教室は格好の実践機会です。あなたも参加しませんか。
詳しくは県民会館のホームページの要項をご覧下さい。

2011年6月1日水曜日

6月の話し方教室

富山県民会館で開催している鞍田朝夫「話し方教室」
6月は、5日と19日の日曜日午前10時から開きます。
学習テーマは、5日が「具体例で話す」、19日が
「間を取って話す」です。
「具体例で話す」と、話しは格段に分かりやすくなります。
聞き手との間に共通の理解と親近感が生まれます。
自分が実際に経験したこと、見聞したこと、学習した
こと、主題にふさわしい故事や格言などを話の中に
うまく織り込むことができれば、言いたいことが
聞き手に印象深く伝わることになります。
引用する具体例は、話しの目的にあったものを選ぶ
ことが大原則です。的外れな具体例は、かえって
聞き手に混乱を招くことになりかねません。
自分でしっかり消化した具体例を自信を持って話す
ことが、話しをレベルの高いものにします。
「間を取って話す」ことも、聞き手の理解度を高めます。
話しの「間」は、話し手と聞き手との互いの気持ちを
ひとつにする重要な心掛けです。
鞍田朝夫「話し方教室」では、毎回、参加者の前で
スピーチの練習をしてもらっています。
話し上手への挑戦として、人前で話す訓練は不可欠です。
教室は、生きた実践の機会です。
あなたも参加しませんか。
詳しくは、富山県民会館のHPの要項でご確認下さい。

2011年5月1日日曜日

5月の話し方教室

鞍田朝夫の「話し方教室」は、富山県民会館で毎月2回
開いています。
5月は、8日と22日の日曜日午前10時から開きます。
8日が「短いセンテンスで話す」、22日が「簡潔に話す」
ことが学習テーマです。
野球実況を研修中だったアナウンサーの新人時代に先輩から
「野球は2点を結ぶ競技だよ」と実況描写のヒントを
アドバイスされたことが、私の話し方の原点になっています。
投手が打者に投球してからひとつのプレーが完結するまでの間、
ボールは野手を点々と結びながら移動します。
その点と点の間のワンプレーをワンセンテンスで情景描写
するようにしなさいというアドバイスでした。つまり、
短いセンテンスを畳掛けるように実況しなさいという、
”目から鱗”のアドバイスでした。
これは、人前で話す時にも大いに心掛けるべきことです。
話し言葉は、書き言葉と違って瞬時に消えていきます。
短いセンテンスを積み重ねる話し方は、話すにも聞くにも、
それぞれが内容を整理しやすい合理的な話し方なのです。
簡潔に話すことも、聞き手にしっかり伝えるために常に
心掛けるべきことです。聞き手の負担を軽くしてあげる
意味でも、短いセンテンスで簡潔に話すことが最重要な
ことと言えます。
教室では、新規受講者を募集中です。詳しくは、富山
県民会館のホームページに添付掲載してある要項を
ご覧下さい。あなたの参加をお待ちしています。

2011年4月2日土曜日

4月の話し方教室

去年の4月に富山県民会館文化教室として開講した
鞍田朝夫「話し方教室」は、今月から2年目に入り
ます。
今月は、あす3日と17日の日曜日午前10時から
富山県民会館608号室で開きます。学習テーマは、
3日が「明るい声で話す」、17日が「歯切れよく
話す」です。
私たちは、できれば明るい声で話したいと思って
います。明るい声とはどんな声でしょうか。そして、
明るい声で話すにはどうすればいいのでしょうか。
それなりの心掛けと努力が必要です。
また、歯切れよく話すにも、それなりの心掛けと
日頃の訓練が必要です。
教室では、話し方の基礎の基礎としての発声練習や
発音練習、正しい呼吸法などを分かりやすく解説し、
一年間の訓練をスタートさせたいと思っています。
関心のある方は、ぜひ教室を覗いてみてください。
詳しくは、富山県民会館のホームページに要項を
添付掲載してありますから、ご覧ください。
鞍田朝夫「話し方教室」では、新しく学ぶ仲間を
募集中です。あなたの参加をお待ちしています。

2011年3月20日日曜日

始めと終りに注意して話す

富山県民会館「話し方教室」の24回目を開きました。
去年の4月に開講し、今回が22年度の最終回でした。
学習テーマは、「始めと終りに注意して話す」でした。
話しの切り出しで、聞き手の気持ちをぐっと惹きつける
ことができれば、あとは話しが随分しやすくなります。
話し手はまず、切り出しを工夫しなければなりません。
一方、話しの結びは一番印象に残る大切な部分です。
しっかりした終り方をしなければ、せっかくの話しが
生きてきません。
切り出しでは、新しい事柄や情報から始め、その場で
気付いた事柄を話したり、意外性のある始め方を工夫
したり、テーマを予告したりするとよいでしょう。
締めくくりでは、話しを要約して結ぶ、問題を提起し
て結ぶ、記憶に残る一言を言って結ぶことなどを
心掛けたいものです。
鞍田朝夫「話し方教室」は、23年度も富山県民会館で
開講します。新年度の日程と内容は、県民会館のHPに
添付掲載してあります。新規参加をお待ちしています。

2011年3月6日日曜日

結論を先に話す

富山県民会館「話し方教室」の23回目を開きました。
きょうの学習テーマは、「結論を先に話す」でした。
日本人は、遠まわしに話す傾向があるように思います。
相手を気遣ってか、あまりはっきりものを言わない
ことが美徳とされることさえあるように感じます。
会議の席でも、明確な意思表示を敢えて避け、持って
回った話し方をよく見受けます。このことは、日本人
の国民性に起因することなのかもしれません。また、
英語などのように主語のすぐ後に述語(結論)がくる
言語と違い、主語と離れて最後に述語がくる日本語の
特性と無関係ではないようにも思います。
しかし、話しの主題と遠く離れた話材を積み重ねて
論理を展開し結論に持っていく話し方は、聞き手に
話しの内容が充分に伝わらない結果になりがちです。
常に結論を先に話して、理由や説明は後で話すように
してみましょう。
鞍田朝夫「話し方教室」は、次回が今年度最終回です。
来年度も引き続き開催します。関心のある方は、ぜひ
ご参加ください。新年度の要項を富山県民会館のHPに
添付掲載しました。詳しくはお電話ください。

2011年2月20日日曜日

ひとつだけを話す

富山県民会館「話し方教室」の22回目を開きました。
きょうの学習テーマは「ひとつだけを話す」でした。
あらたまった場所で話す時、私たちはついついあれも
これもとたくさんのことを話そうとしがちです。
しかし、あまり欲張ると、まとまりのない何を言おう
としているのか分からない話しになってしまいます。
多くを話したからといって、決していい話になった
ことにはならないのです。
TPOに合わせて、言いたいことをひとつに絞って
分かりやすく話すようにしましょう。
①まず言いたいことを一言で言ってみる、②足し算、
引き算で話を整理する、③話しを組み立てる、
④簡潔に具体的に話す、⑤何よりも話しの中身を
大切にする、などを常に心掛けたいものです。
鞍田朝夫「話し方教室」は平成23年度も開催する
予定です。新しい春に新しい挑戦をしてみませんか。
あなたの受講をお待ちしています。

2011年2月6日日曜日

絵を描くように話す

富山県民会館「話し方教室」の21回目を開きました。
きょうのテーマは、「絵を描くように話す」でした。
絵を描くように話すということは、話そうとする内容を
聞き手にも同じ情景としてイメージして貰えるように
話すことです。さながら、ラジオの実況中継を聞いて
いるかのような臨場感を持ってもらう話し方です。
そのような話し方をするためには、話し手自身がその
現場や事柄をしっかりイメージして、実感のこもった
描写を具体的にすることが必要です。
具体的にイメージしやすく話すには、数字や固有名詞
などを意識的に盛り込んだり、「遠い」「多い」など
の抽象的な形容詞の表現を自分流の尺度で言い換えたり
してみるといいでしょう。
また、色や音の表現、その場で交わされた台詞などを
入れたり、擬音語や擬態語を効果的に使ったりして、
五感に訴えるように話すと臨場感が増します。
あなたも、人前で絵を描くように話しみませんか。
教室では、受講生が毎回スピーチの実践練習に挑戦
しています。あなたの参加をお待ちしています。
詳しくは、富山県民会館のホームページで・・・

2011年1月23日日曜日

エピソードで話す

富山県民会館「話し方教室」の20回目を開きました。
きょうの学習テーマは、「エピソードで話す」でした。
感銘深いスピーチの多くには、印象的なエピソードが
うまく紹介されています。抽象的な理屈より具体的な
エピソードのほうが、ずっと人を惹きつけるのです。
いいスピーチには、印象的なエピソードが付き物です。
私たちの日常生活には、話の材料になるようなエピソ
ードがたくさんあります。印象的なエピソードで言い
たいことを代弁させる工夫をしましょう。
その際、「5W1H」をきちんと押さえたもの、固有
名詞や数字などで信憑性が裏打ちされているもの、
格言や名言などを生かしたもの、等々を効果的に紹介
できれば話が格段にわかりやすくなります。
個人的な経験をエピソードとして話すのも一つの方法
です。自分の体験を話しの流れに応じてうまく入れ込む
ことができれば、聞き手に親近感を持ってもらえる
はずです。ただし、決して自慢話にならないように
心すべきです。中心テーマを補強するのに役立つ
程度にすることが大切です。
教室では毎回、スピーチの実践訓練をして貰っています。
そのための”エピソード探し”も話力向上の要件です。
共に学ぶ仲間を募集中です。詳しくは県民会館HPで

2011年1月9日日曜日

3分間で話す

富山県民会館で開催している「話し方教室」の19回目。
きょうは、「3分間で話す」が学習テーマでした。
スピーチの典型として「3分間スピーチ」が一般的です。
なぜ3分間なのか・・・話の内容を相手にしっかり伝える
には「1~2分では不充分、4~5分では余分」という
ことなのだろうと思います。3分間は、話すにも聞くにも
「ほどよい時間」なのです。また、短いようでも話したい
ことを人に伝えるのに充分な時間なのです。
ところで、いざ話すとなると、人を惹きつけて3分間話す
のは簡単なことではありません。内容がなければ3分間で
さえ退屈で長く感じさせてしまいます。いわんや、3分間
以上話すのは、ダラダラと冗漫な話しになりがちです。
話しを上手く3分間でまとめるには、①テーマをひとつに
絞ること、②ふさわしいテーマを選ぶこと、③具体的に
話すこと、④簡潔に話すこと、⑤事前にしっかり練習する
ことなどを心掛けたいものです。
教室では毎回、スピーチの実践練習をして貰い、お互いに
批評し合って貰っています。教室は、度胸をつける訓練の
場であり、受講生相互の情報交換の場であり、親睦の場と
もなっています。
あなたも参加しませんか。詳しくは県民会館HPで・・・