富山県民会館で開催している鞍田朝夫「話し方教室」、
10月は、あす2日と16日の日曜日午前10時からです。
学習テーマは、2日が「話材を整理して話す」、16日が
「口癖を直して話す」です。
スピーチや挨拶を頼まれて、準備なしで本番に臨む人は
いないと思います。友達同士など気の張らない集まりなら
準備なしのその場のノリだけで臨んでもいいかもしれませんが、
結婚披露宴や各種会合など少し改まった場所では、話しの
中身がきちんと精査されているべきです。ぶっつけ本番で
思いつくままに話していいスピーチができるものではありません。
しっかり準備して余裕を持って本番に臨むことが肝心です。
問題は準備の仕方です。準備には要領があります。
何を話すか、話しをどう始めてどう終るか、話しをどのように
組み立てるか、話す順番をどうするかなど、要領に従って
しっかり準備することです。その都度きちんと準備を重ねて
いるうちに話し方が上達し、結果的に「上がらないで
魅力的に話す」ことができるようになるのです。
あす2日は、話材の整理の仕方について要領をお話しします。
16日の教室では、口癖を直して話すことについて考えます。
私たちは多かれ少なかれ癖を持っています。話している時にも
自分では気づかない口癖が意外と多く現れているものです。
癖は一概に悪いとは限りませんが、無意味な癖は直すように
努力すべきです。口癖になっている「あのー」「まぁー」「えー」
などの間投詞や「やっぱり」「ちょっと」「けっこぉー」など、
あまり意味のない無駄な言葉は、連発を避けたいものです。
口癖の直し方が、16日の教室の学習テーマです。
関心のある方は、ぜひ覗いてみてください。教室の概要は、
富山県民会館HPに添付掲載してある要項をご覧ください。