2013年7月1日月曜日

少し改まってみること

人前できちんと話すということは、少し改まってみることだと
考えます。改まるとは、辞書には、①新しいものに変わる。
違ったものになる。②変って良くなる。改善される。③きちん
とした態度になる。ことさら堅苦しい態度をとる。などと注釈
されています。
友人や知人との日常的な会話は、相手と交流することが
目的ですから、身内言葉でざっくばらんな話し方が許され
ますが、公の場では、きちんとした話し方が求められます。
そして、きちんと話せない人には社会は意外と厳しいもの
です。人前では、少し改まって話すことが大切なのです。
改まって話すということは、友人などとのおしゃべりとは
違った話し方をすることにほかなりません。仲間内で交す
気楽な言葉使いでは時に不適切な場合があります。改善
しなければなりません。話していることが一節ごとに一応
それなりの文章になっていることが要件だと思うのです。
それは、外出する際の身だしなみに通じるように思います。
何事も、本気で改まってみようとすると窮屈なのものです。
最初はおそらく違和感があると思います。そうだとすれば、
その違和感は払拭しなければなりません。そのためには
努力が必要です。窮屈さを乗り越える訓練が必要です。
話し方についても同様です。多少窮屈でも、言いたいこと
が相手に自然に聞こえるようになるまで繰り返し練習する
ことが大切です。練習中の窮屈さは、新しく変わるために、
変って良くなるために、避けて通れない試練なのです。
公の場では、少し改まった話し方、しかし、相手に好感を
持たれる話し方、感じのいい話し方をしたいものです。
鞍田朝夫「話し方教室」では、人前でしっかりメッセージを
発信するための話す力をつけることを目標にしています。
関心のある方は、ぜひ教室を覗いてみてください。
7月の鞍田朝夫「話し方教室」は。「ひとつだけを話す」と
「間を取って話す」をテーマに開講します。7日と21日の
日曜午前10時から富山県民会館の608号室で開きます。
教室の要項は、富山県民会館のHPの文化教室の紹介に
添付掲載してあります。