5月です。新型コロナウイルスの蔓延による緊急事態宣言下、
大型連休に入っています。折角の黄金週間なのに「巣ごもり
週間」を決め込んで我慢する人々の口惜しいい思いをよそに
感染拡大は収まる気配がありません。感染者は増加の一途を
辿っており医療崩壊の危機が懸念されています。
11年前に映画館で観た「感染列島」をレンタルDVDで改めて
観ました。未知のウイルスによる感染症の恐怖と闘う人々の
姿を描いたパニック映画です。ある日、新型インフルエンザに
感染したと思われる救急患者が運び込まれてきます。しかし、
あらゆる治療の甲斐なく患者が死亡。やがて、医療スタッフや
入院患者にも感染が広がり、病院はパニックに・・・
かつて映画の中のフィクションとして観た医療現場の混乱は、
今まさに各地の病院で起こっている現実なのかもしれないと
実感させられ慄然としました。
わが富山県は、3月末に初めて感染者が確認されるまでは
数少ない感染者ゼロの県だったのに、その後あっという間に、
公立病院での院内感染や老人保健施設での集団感染などが
相次いで起こり、人口当たりの感染率が全国ワースト3位の
深刻な状態です。
いつになれば感染が終息するのか、今の処見通せません。
しかし、「いつかは必ず終息する」といいます。ということは、
日々気をつけ行動することが一歩一歩終息に向かっている
ことになります。「日日是漸進」の先に出口の光があることを
信じて頑張るしかありません。
さて、4月の鞍田朝夫「話し方教室」は、新型コロナの感染が
富山県内でも確認されたのを受けて休講しましたが、5月も、
全国に緊急事態が宣言されていることから、引き続き休講
することにしました。6月には是非とも開講したいものです。
富山県民会館のHPの文化教室一覧に教室の要項を掲載
しています。ご参照下さい。開講の折には見学を受付けます。
☎076-431-3248 か Eメールkurata2347@gmail.com へ
予めご連絡いただければ幸いです。