6月です。新型コロナウイルスの感染拡大で4月と5月の
教室を休講しましたが、今月から再開しようと考えています。
コロナが終息したわけではないので心配は心配なのですが、
感染に気をつけつつ教室を進めたいと思っています。
処で、いま話題のベストセラー「話すチカラ」を読みました。
明治大学の齋藤孝教授とTBSアナウンサー安住伸一郎
さんが共著した本です。二人の対談や安住アナが後輩の
明治大学の学生達に講義した内容をそのまま書き起した
構成になっていてとても読みやすく、また、「15秒以内で
短く話す」「伝わりやすい話し方、声の質を意識する」など、
話すチカラを養うノウハウが項目別に取り上げられていて
とてもいい教材だと思います。
安住アナは、巻頭の「はじめに」で、齋藤教授との出逢い
や今回の出版に至ったいきさつなどを紹介するとともに、
「芸能の世界には『演者は観客が育てる』という言葉が
あります。とにかく人前で話す実践こそが、話すチカラを
養います。」と述べています。実践こそがチカラを養う・・・
同感です。その通りだと思います。
さて、6月の鞍田朝夫「話し方教室」は、新型コロナが再び
感染を広げて緊急事態がまた宣言されないかぎり、7日と
21日に開講する予定です。午前10時から12時まで富山
県民会館608号室で開きます。学習のテーマは、7日が
「簡潔に話す」、21日が「短いセンテンスで話す」です。
コロナ対策を意識しながらの教室再開ですので、いつもと
勝手が違うかもしれませんが、受講生の皆さんにとって
有意義な”話すチカラを養う場”となれば幸いです。