6月です。新型コロナウイルスの感染拡大で4月と5月の
教室を休講しましたが、今月から再開しようと考えています。
コロナが終息したわけではないので心配は心配なのですが、
感染に気をつけつつ教室を進めたいと思っています。
処で、いま話題のベストセラー「話すチカラ」を読みました。
明治大学の齋藤孝教授とTBSアナウンサー安住伸一郎
さんが共著した本です。二人の対談や安住アナが後輩の
明治大学の学生達に講義した内容をそのまま書き起した
構成になっていてとても読みやすく、また、「15秒以内で
短く話す」「伝わりやすい話し方、声の質を意識する」など、
話すチカラを養うノウハウが項目別に取り上げられていて
とてもいい教材だと思います。
安住アナは、巻頭の「はじめに」で、齋藤教授との出逢い
や今回の出版に至ったいきさつなどを紹介するとともに、
「芸能の世界には『演者は観客が育てる』という言葉が
あります。とにかく人前で話す実践こそが、話すチカラを
養います。」と述べています。実践こそがチカラを養う・・・
同感です。その通りだと思います。
さて、6月の鞍田朝夫「話し方教室」は、新型コロナが再び
感染を広げて緊急事態がまた宣言されないかぎり、7日と
21日に開講する予定です。午前10時から12時まで富山
県民会館608号室で開きます。学習のテーマは、7日が
「簡潔に話す」、21日が「短いセンテンスで話す」です。
コロナ対策を意識しながらの教室再開ですので、いつもと
勝手が違うかもしれませんが、受講生の皆さんにとって
有意義な”話すチカラを養う場”となれば幸いです。
2020年5月1日金曜日
日日是漸進
5月です。新型コロナウイルスの蔓延による緊急事態宣言下、
大型連休に入っています。折角の黄金週間なのに「巣ごもり
週間」を決め込んで我慢する人々の口惜しいい思いをよそに
感染拡大は収まる気配がありません。感染者は増加の一途を
辿っており医療崩壊の危機が懸念されています。
11年前に映画館で観た「感染列島」をレンタルDVDで改めて
観ました。未知のウイルスによる感染症の恐怖と闘う人々の
姿を描いたパニック映画です。ある日、新型インフルエンザに
感染したと思われる救急患者が運び込まれてきます。しかし、
あらゆる治療の甲斐なく患者が死亡。やがて、医療スタッフや
入院患者にも感染が広がり、病院はパニックに・・・
かつて映画の中のフィクションとして観た医療現場の混乱は、
今まさに各地の病院で起こっている現実なのかもしれないと
実感させられ慄然としました。
わが富山県は、3月末に初めて感染者が確認されるまでは
数少ない感染者ゼロの県だったのに、その後あっという間に、
公立病院での院内感染や老人保健施設での集団感染などが
相次いで起こり、人口当たりの感染率が全国ワースト3位の
深刻な状態です。
いつになれば感染が終息するのか、今の処見通せません。
しかし、「いつかは必ず終息する」といいます。ということは、
日々気をつけ行動することが一歩一歩終息に向かっている
ことになります。「日日是漸進」の先に出口の光があることを
信じて頑張るしかありません。
さて、4月の鞍田朝夫「話し方教室」は、新型コロナの感染が
富山県内でも確認されたのを受けて休講しましたが、5月も、
全国に緊急事態が宣言されていることから、引き続き休講
することにしました。6月には是非とも開講したいものです。
富山県民会館のHPの文化教室一覧に教室の要項を掲載
しています。ご参照下さい。開講の折には見学を受付けます。
☎076-431-3248 か Eメールkurata2347@gmail.com へ
予めご連絡いただければ幸いです。
大型連休に入っています。折角の黄金週間なのに「巣ごもり
週間」を決め込んで我慢する人々の口惜しいい思いをよそに
感染拡大は収まる気配がありません。感染者は増加の一途を
辿っており医療崩壊の危機が懸念されています。
11年前に映画館で観た「感染列島」をレンタルDVDで改めて
観ました。未知のウイルスによる感染症の恐怖と闘う人々の
姿を描いたパニック映画です。ある日、新型インフルエンザに
感染したと思われる救急患者が運び込まれてきます。しかし、
あらゆる治療の甲斐なく患者が死亡。やがて、医療スタッフや
入院患者にも感染が広がり、病院はパニックに・・・
かつて映画の中のフィクションとして観た医療現場の混乱は、
今まさに各地の病院で起こっている現実なのかもしれないと
実感させられ慄然としました。
わが富山県は、3月末に初めて感染者が確認されるまでは
数少ない感染者ゼロの県だったのに、その後あっという間に、
公立病院での院内感染や老人保健施設での集団感染などが
相次いで起こり、人口当たりの感染率が全国ワースト3位の
深刻な状態です。
いつになれば感染が終息するのか、今の処見通せません。
しかし、「いつかは必ず終息する」といいます。ということは、
日々気をつけ行動することが一歩一歩終息に向かっている
ことになります。「日日是漸進」の先に出口の光があることを
信じて頑張るしかありません。
さて、4月の鞍田朝夫「話し方教室」は、新型コロナの感染が
富山県内でも確認されたのを受けて休講しましたが、5月も、
全国に緊急事態が宣言されていることから、引き続き休講
することにしました。6月には是非とも開講したいものです。
富山県民会館のHPの文化教室一覧に教室の要項を掲載
しています。ご参照下さい。開講の折には見学を受付けます。
☎076-431-3248 か Eメールkurata2347@gmail.com へ
予めご連絡いただければ幸いです。
2020年4月1日水曜日
令和2年度の学習テーマと日程
4月です。新型コロナウイルスの感染終息が見通せないまま
新年度を迎えました。春を満喫できない毎日です。そんな中、
富山県期待の朝乃山の大関昇進に春の歓びを味わいました。
一昨日から新大関として綱取りに向けて始動したといいます。
朝乃山の飛躍と県人力士として111年ぶりの横綱誕生への
期待を免疫力に新しい年度を踏み出したと思います。
さて、今年度の鞍田朝夫「話し方教室」は、例年通りの要領で
開講する予定でしたが、富山県内でも新型コロナの感染者が
確認され広がりが危惧されることから、4月の教室は休講する
ことにしました。以下、学習テーマと日程をご案内します。
4月 5日・・・明るい声で話す(休講)
4月19日・・・歯切れよく話す (休講)
5月 3日・・・上がらないで話す
5月17日・・・口癖を直して話す
6月 7日・・・簡潔に話す
6月21日・・・短いセンテンスで話す
7月 5日・・・話しかけるように話す
8月 2日・・・3分間で話す
8月16日・・・具体例で話す
9月 6日・・・初めてのスピーチで話す
9月20日・・・いい切り出しと結びで話す
10月 4日・・・話材を整理して話す
10月18日・・・突然指名されて話す
11月 1日・・・ひとつだけを話す
11月15日・・・三段階話法で話す
12月 6日・・・起承転結で話す
12月20日・・・絵を描くように話す
1月10日・・・5W1Hで話す
1月17日・・・エピソードで話す
2月 7日・・・正しい敬語で話す
2月21日・・・わかりやすい表現で話す
3月 7日・・・話し読み練習法で話す
3月21日・・・整話練習法で話す
関心のある方のご参加をお待ちしています。見学を受付けます。
予め☎076-431-3248 か Eメールkurata2347@gmail.comに
ご連絡いただければ幸いです。
新年度を迎えました。春を満喫できない毎日です。そんな中、
富山県期待の朝乃山の大関昇進に春の歓びを味わいました。
一昨日から新大関として綱取りに向けて始動したといいます。
朝乃山の飛躍と県人力士として111年ぶりの横綱誕生への
期待を免疫力に新しい年度を踏み出したと思います。
さて、今年度の鞍田朝夫「話し方教室」は、例年通りの要領で
開講する予定でしたが、富山県内でも新型コロナの感染者が
確認され広がりが危惧されることから、4月の教室は休講する
ことにしました。以下、学習テーマと日程をご案内します。
4月 5日・・・明るい声で話す(休講)
4月19日・・・歯切れよく話す (休講)
5月 3日・・・上がらないで話す
5月17日・・・口癖を直して話す
6月 7日・・・簡潔に話す
6月21日・・・短いセンテンスで話す
7月 5日・・・話しかけるように話す
8月 2日・・・3分間で話す
8月16日・・・具体例で話す
9月 6日・・・初めてのスピーチで話す
9月20日・・・いい切り出しと結びで話す
10月 4日・・・話材を整理して話す
10月18日・・・突然指名されて話す
11月 1日・・・ひとつだけを話す
11月15日・・・三段階話法で話す
12月 6日・・・起承転結で話す
12月20日・・・絵を描くように話す
1月10日・・・5W1Hで話す
1月17日・・・エピソードで話す
2月 7日・・・正しい敬語で話す
2月21日・・・わかりやすい表現で話す
3月 7日・・・話し読み練習法で話す
3月21日・・・整話練習法で話す
関心のある方のご参加をお待ちしています。見学を受付けます。
予め☎076-431-3248 か Eメールkurata2347@gmail.comに
ご連絡いただければ幸いです。
2020年3月1日日曜日
朝乃山の大関とりに思う
3月です。わが郷土期待の大相撲関脇の朝乃山が大関とりに
挑戦する春場所が、いよいよ8日に大阪で開幕する予定です。
しかし、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、きょう開く
臨時の理事会で開催について最終判断するということです。
朝乃山には、近畿大学時代に過ごした第二の故郷の大阪で
大関昇進を懸ける大勝負をさせて挙げたいと願うばかりです。
ところで、少年の頃、私は朝潮のファンでした。第46代横綱で
第3代の朝潮のことです。鹿児島県徳之島出身で、濃い胸毛と
太い眉毛がトレードマークの人気力士でした。四股名の「朝」の
字に自分の名前の「朝」の字を重ねて親近感を覚えファンに
なりました。少年の動機など単純なものです。爾来60年余り、
朝潮が所属していた高砂部屋の力士に特別な思いを抱いて
応援してきました。もちろん、現役時代に「大ちゃん」の愛称で
人気者だった4代目の朝潮、朝乃山の師匠の高砂親方にも
熱い声援を送ってきました。
奇遇というべきか、この2人の朝潮にとって大阪の春場所は
とても験のいい場所でした。第3代朝潮は、5回の優勝のうち
4回を大阪場所で達成し、大関昇進も横綱昇進も大阪場所で
決め、四股名の「朝潮太郎」をもじって「大阪太郎」と呼ばれて
いました。また、第4代朝潮も大阪場所で初優勝し大関昇進を
果たしているのです。
朝乃山にも、期せずして準地元で巡ってきたチャンスを生かし、
一気に大関昇進を果たして貰いたいものです。そして叶えば、
高砂部屋の由緒ある四股名「朝潮太郎」の5代目を襲名して
貰いたいものだと、切に思うのですが・・・
さて、3月の鞍田朝夫「話し方教室」は、きょう1日と15日に
開講します。午前10時から12時まで富山県民会館608号室
で開きます。学習テーマは、1日が「話し読み練習法で話す」、
15日が「整話練習法で話す」です。教室の見学を受付けます。
事前に、☎076-431-3248 か kurata2347@gmail.com へ
ご連絡いただければ幸いです。
挑戦する春場所が、いよいよ8日に大阪で開幕する予定です。
しかし、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、きょう開く
臨時の理事会で開催について最終判断するということです。
朝乃山には、近畿大学時代に過ごした第二の故郷の大阪で
大関昇進を懸ける大勝負をさせて挙げたいと願うばかりです。
ところで、少年の頃、私は朝潮のファンでした。第46代横綱で
第3代の朝潮のことです。鹿児島県徳之島出身で、濃い胸毛と
太い眉毛がトレードマークの人気力士でした。四股名の「朝」の
字に自分の名前の「朝」の字を重ねて親近感を覚えファンに
なりました。少年の動機など単純なものです。爾来60年余り、
朝潮が所属していた高砂部屋の力士に特別な思いを抱いて
応援してきました。もちろん、現役時代に「大ちゃん」の愛称で
人気者だった4代目の朝潮、朝乃山の師匠の高砂親方にも
熱い声援を送ってきました。
奇遇というべきか、この2人の朝潮にとって大阪の春場所は
とても験のいい場所でした。第3代朝潮は、5回の優勝のうち
4回を大阪場所で達成し、大関昇進も横綱昇進も大阪場所で
決め、四股名の「朝潮太郎」をもじって「大阪太郎」と呼ばれて
いました。また、第4代朝潮も大阪場所で初優勝し大関昇進を
果たしているのです。
朝乃山にも、期せずして準地元で巡ってきたチャンスを生かし、
一気に大関昇進を果たして貰いたいものです。そして叶えば、
高砂部屋の由緒ある四股名「朝潮太郎」の5代目を襲名して
貰いたいものだと、切に思うのですが・・・
さて、3月の鞍田朝夫「話し方教室」は、きょう1日と15日に
開講します。午前10時から12時まで富山県民会館608号室
で開きます。学習テーマは、1日が「話し読み練習法で話す」、
15日が「整話練習法で話す」です。教室の見学を受付けます。
事前に、☎076-431-3248 か kurata2347@gmail.com へ
ご連絡いただければ幸いです。
2020年2月1日土曜日
新聞の見出しを学習材に
新聞の見出しに思わずひざを叩いて感心することがあります。
とりわけ、スポーツの記事には出色の見出しが多くあります。
大相撲初場所で郷土期待の朝乃山の活躍を伝えた地元紙の
北日本新聞の特別紙面にも、「そうだ、そうだ」と共感し感銘を
受けた見出しがあふれていました。
大関候補は俺だ、前へ右差せずとも 進化の証見せた、完璧踏み込み◎
安定感◎、 ぁ~ 悔しい 連勝 ストップ、痛っ 連敗 巧者 遠藤に屈す、
隙見逃さず反撃 、恩師急逝 涙の白星、ズルッ 足滑った 「勝ちたい」
強引な攻め反省、上手絶対離さぬ 豪快投げ、土俵際 暗転 詰め甘かった、
炎鵬に不覚 切り替えろ 、大関陥落させた結びの一番 世代交代だ、
通過点8勝 2桁諦めない、土俵際渾身 黄金の左 耐えた投げた10勝
見えた、出世街道 一直線 背水の陣から4連勝 10勝到達 大関とりへ・・・
今読み返しても、テレビ桟敷で手に汗した朝乃山の15日間が
蘇ってきます。
ところで、新聞の見出しは記事の内容を一目で伝える、いわば
タイトルです。記事の根幹が凝縮されコンパクトに印象深く表現
されています。一見して記事の内容をわかってもらえるように、
そして、読みたいと思ってもらえるように工夫されているのです。
また、読者が見出しを見て文章にすることができるように考えて
付けられています。
ですから、新聞の見出しは話し方の学習材としてとても有用だ
と思います。新聞の見出しには、柱見出し、肩見出し、主見出し、
袖見出しなど、役目に応じた名前があるようですが、それらの
見出しを一見し、記事を一読し、見出しをメモ代りに記事内容を
掻い摘んで話してみる、ということを日頃の習慣にすることで、
話し方は確実に向上するものと考えます。
さて、2月の鞍田朝夫「話し方教室」は、2日と16日に開きます。
いずれも、午前10時から12時まで富山県民会館608号室で
開講します。学習テーマは、2日が「正しい敬語で話す」、16日
が「起承転結で話す」です。関心のある方の見学を受付けます。
☎076-431-3248 か Eメールkurata2347@gmail.comへ
事前に連絡いただければ幸いです。
とりわけ、スポーツの記事には出色の見出しが多くあります。
大相撲初場所で郷土期待の朝乃山の活躍を伝えた地元紙の
北日本新聞の特別紙面にも、「そうだ、そうだ」と共感し感銘を
受けた見出しがあふれていました。
大関候補は俺だ、前へ右差せずとも 進化の証見せた、完璧踏み込み◎
安定感◎、 ぁ~ 悔しい 連勝 ストップ、痛っ 連敗 巧者 遠藤に屈す、
隙見逃さず反撃 、恩師急逝 涙の白星、ズルッ 足滑った 「勝ちたい」
強引な攻め反省、上手絶対離さぬ 豪快投げ、土俵際 暗転 詰め甘かった、
炎鵬に不覚 切り替えろ 、大関陥落させた結びの一番 世代交代だ、
通過点8勝 2桁諦めない、土俵際渾身 黄金の左 耐えた投げた10勝
見えた、出世街道 一直線 背水の陣から4連勝 10勝到達 大関とりへ・・・
今読み返しても、テレビ桟敷で手に汗した朝乃山の15日間が
蘇ってきます。
ところで、新聞の見出しは記事の内容を一目で伝える、いわば
タイトルです。記事の根幹が凝縮されコンパクトに印象深く表現
されています。一見して記事の内容をわかってもらえるように、
そして、読みたいと思ってもらえるように工夫されているのです。
また、読者が見出しを見て文章にすることができるように考えて
付けられています。
ですから、新聞の見出しは話し方の学習材としてとても有用だ
と思います。新聞の見出しには、柱見出し、肩見出し、主見出し、
袖見出しなど、役目に応じた名前があるようですが、それらの
見出しを一見し、記事を一読し、見出しをメモ代りに記事内容を
掻い摘んで話してみる、ということを日頃の習慣にすることで、
話し方は確実に向上するものと考えます。
さて、2月の鞍田朝夫「話し方教室」は、2日と16日に開きます。
いずれも、午前10時から12時まで富山県民会館608号室で
開講します。学習テーマは、2日が「正しい敬語で話す」、16日
が「起承転結で話す」です。関心のある方の見学を受付けます。
☎076-431-3248 か Eメールkurata2347@gmail.comへ
事前に連絡いただければ幸いです。
2020年1月1日水曜日
新年、いざ打ち行かな
「令和」最初の正月が明けました。富山は寒い元旦です。
新しい元号は、万葉集に詠まれた「梅花の歌」の序文に
ちなんだもので、「初春の令月にして、気淑く風和ぐ」が
典拠とされています。気持よく風が和らぐ梅花の季節の
訪れが待たれます。
ところで、新元号の典拠となった万葉集は、大伴家持が
編纂したとされています。その家持は天平18(746)年に
越中国守として今の高岡市伏木に赴任し5年の在任中に
223首もの歌を詠みました。万葉集には473首の家持の
歌が集録されていますが、そのほぼ半分が越中国守時代
に詠まれていることになります。それほどに越中の自然や
四季の移ろいなどが家持の詩情をかきたてたのでしょう。
越中での家持は、生涯で最も精彩を放ち独創的な歌境を
開いたとされています。その家持が越中に赴任して最初に
開いた宴の席で詠んだ歌があります。
「馬並めていざ打ち行かな 渋谿の清き磯廻に寄する波みに」
”さぁ、皆で渋谿の海を見に行こうじゃないか”という訳です。
新天地で勇躍する家持の意気込みが偲ばれます。
渋谿の磯は雨晴海岸のことです。近くの海浜は少年時代に
海水浴をして遊んだ我が生れ故郷です。国庁跡の勝興寺、
家持の官舎跡の伏木測候所、二上山や田子の藤波神社、
等々の越中万葉の旧跡や故地は我らが郷土の誇りです。
それだけに「令和」最初の正月を特別な感慨で迎えました。
新任の国守として踏み出した家持が歌に込めた心意気を
想像しつつ、家持にあやかって「新年、いざ打ち行かな」と
自らを鼓舞しているところです。
さて、鞍田朝夫「話し方教室」は、今年も、毎月第1日曜日と
第3日曜日に開講する予定ですが、1月5日は休講します。
今年最初の教室は19日に開きます。学習テーマは「エピソ
ードで話す」です。関心のある方の見学を受け付けます。
☎076-431-3248 か Eメールkurata2347@gmail.comに
ご連絡いただければ幸いです。
新しい元号は、万葉集に詠まれた「梅花の歌」の序文に
ちなんだもので、「初春の令月にして、気淑く風和ぐ」が
典拠とされています。気持よく風が和らぐ梅花の季節の
訪れが待たれます。
ところで、新元号の典拠となった万葉集は、大伴家持が
編纂したとされています。その家持は天平18(746)年に
越中国守として今の高岡市伏木に赴任し5年の在任中に
223首もの歌を詠みました。万葉集には473首の家持の
歌が集録されていますが、そのほぼ半分が越中国守時代
に詠まれていることになります。それほどに越中の自然や
四季の移ろいなどが家持の詩情をかきたてたのでしょう。
越中での家持は、生涯で最も精彩を放ち独創的な歌境を
開いたとされています。その家持が越中に赴任して最初に
開いた宴の席で詠んだ歌があります。
「馬並めていざ打ち行かな 渋谿の清き磯廻に寄する波みに」
”さぁ、皆で渋谿の海を見に行こうじゃないか”という訳です。
新天地で勇躍する家持の意気込みが偲ばれます。
渋谿の磯は雨晴海岸のことです。近くの海浜は少年時代に
海水浴をして遊んだ我が生れ故郷です。国庁跡の勝興寺、
家持の官舎跡の伏木測候所、二上山や田子の藤波神社、
等々の越中万葉の旧跡や故地は我らが郷土の誇りです。
それだけに「令和」最初の正月を特別な感慨で迎えました。
新任の国守として踏み出した家持が歌に込めた心意気を
想像しつつ、家持にあやかって「新年、いざ打ち行かな」と
自らを鼓舞しているところです。
さて、鞍田朝夫「話し方教室」は、今年も、毎月第1日曜日と
第3日曜日に開講する予定ですが、1月5日は休講します。
今年最初の教室は19日に開きます。学習テーマは「エピソ
ードで話す」です。関心のある方の見学を受け付けます。
☎076-431-3248 か Eメールkurata2347@gmail.comに
ご連絡いただければ幸いです。
2019年12月1日日曜日
アクセントと音感
先月に続いて、日本語のアクセントについて取り上げます。
日本語は個々の語の音の高低でアクセントをつける言語
です。発音の強弱によってアクセントをつける英語などに
比べて、日本語はアクセントと音感とに密接な関係がある
言葉だと言えます。
ところで、私達は生まれた地域の音感の中で言葉を交わし
暮らしています。住んでいる地域によってほとんどの人が
その地域の音感に合わせてアクセントし話しているのです。
例えば、富山生まれの人は、日常交わす言葉を大体同じ
アクセントで発音しています。また、新しい単語(造語)が
出てきてもほぼ同じアクセントで発音します。これは、富山
ならではの音感がその人の頭の中でアクセントの法則の
ようなものとなって蓄積され、その法則に合わせて発音して
いるからだと思われます。
そこで、地方の人が標準語アクセントを習得しようと思えば、
生来の自分の音感を東京アクセントの音感に変える努力が
必須ということになります。その努力とは、先月も書いた通り、
基本的な幾つかの単語のアクセントを覚えること、品詞ごと
のアクセントの法則を覚えることであり、これが近道です。
もっとも、東京のアクセントと地方のアクセントに優劣や正否
があるわけではありません。また、アナウンサーでない限り、
皆が東京のアクセントにしなければならないというわけでは
ありません。時に故郷の訛りも味がありいいものです。ただ、
テレビやラジオの影響か、東京の音感が普遍化し地方でも
標準語アクセントで話す人が随分増えているように思います。
ですから、鞍田朝夫「話し方教室」では、日頃の発音練習や
滑舌練習を通じて標準語の音感を実感し、興味のある人は、
自然な形で標準語のアクセントを体得して貰えればと考えて
います。
さて、12月の鞍田朝夫「話し方教室」は、1日と15日に開講
します。学習テーマは、1日が「絵を描くように話す」、15日が
「わかりやすい表現で話す」です。関心ある方の見学を歓迎
します。☎076-431-3248 か kurata2347@gmail.comへ
事前にご連絡いただければ幸いです。
日本語は個々の語の音の高低でアクセントをつける言語
です。発音の強弱によってアクセントをつける英語などに
比べて、日本語はアクセントと音感とに密接な関係がある
言葉だと言えます。
ところで、私達は生まれた地域の音感の中で言葉を交わし
暮らしています。住んでいる地域によってほとんどの人が
その地域の音感に合わせてアクセントし話しているのです。
例えば、富山生まれの人は、日常交わす言葉を大体同じ
アクセントで発音しています。また、新しい単語(造語)が
出てきてもほぼ同じアクセントで発音します。これは、富山
ならではの音感がその人の頭の中でアクセントの法則の
ようなものとなって蓄積され、その法則に合わせて発音して
いるからだと思われます。
そこで、地方の人が標準語アクセントを習得しようと思えば、
生来の自分の音感を東京アクセントの音感に変える努力が
必須ということになります。その努力とは、先月も書いた通り、
基本的な幾つかの単語のアクセントを覚えること、品詞ごと
のアクセントの法則を覚えることであり、これが近道です。
もっとも、東京のアクセントと地方のアクセントに優劣や正否
があるわけではありません。また、アナウンサーでない限り、
皆が東京のアクセントにしなければならないというわけでは
ありません。時に故郷の訛りも味がありいいものです。ただ、
テレビやラジオの影響か、東京の音感が普遍化し地方でも
標準語アクセントで話す人が随分増えているように思います。
ですから、鞍田朝夫「話し方教室」では、日頃の発音練習や
滑舌練習を通じて標準語の音感を実感し、興味のある人は、
自然な形で標準語のアクセントを体得して貰えればと考えて
います。
さて、12月の鞍田朝夫「話し方教室」は、1日と15日に開講
します。学習テーマは、1日が「絵を描くように話す」、15日が
「わかりやすい表現で話す」です。関心ある方の見学を歓迎
します。☎076-431-3248 か kurata2347@gmail.comへ
事前にご連絡いただければ幸いです。
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