2011年3月6日日曜日

結論を先に話す

富山県民会館「話し方教室」の23回目を開きました。
きょうの学習テーマは、「結論を先に話す」でした。
日本人は、遠まわしに話す傾向があるように思います。
相手を気遣ってか、あまりはっきりものを言わない
ことが美徳とされることさえあるように感じます。
会議の席でも、明確な意思表示を敢えて避け、持って
回った話し方をよく見受けます。このことは、日本人
の国民性に起因することなのかもしれません。また、
英語などのように主語のすぐ後に述語(結論)がくる
言語と違い、主語と離れて最後に述語がくる日本語の
特性と無関係ではないようにも思います。
しかし、話しの主題と遠く離れた話材を積み重ねて
論理を展開し結論に持っていく話し方は、聞き手に
話しの内容が充分に伝わらない結果になりがちです。
常に結論を先に話して、理由や説明は後で話すように
してみましょう。
鞍田朝夫「話し方教室」は、次回が今年度最終回です。
来年度も引き続き開催します。関心のある方は、ぜひ
ご参加ください。新年度の要項を富山県民会館のHPに
添付掲載しました。詳しくはお電話ください。

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