鞍田朝夫の「話し方教室」は、富山県民会館で毎月2回
開いています。
5月は、8日と22日の日曜日午前10時から開きます。
8日が「短いセンテンスで話す」、22日が「簡潔に話す」
ことが学習テーマです。
野球実況を研修中だったアナウンサーの新人時代に先輩から
「野球は2点を結ぶ競技だよ」と実況描写のヒントを
アドバイスされたことが、私の話し方の原点になっています。
投手が打者に投球してからひとつのプレーが完結するまでの間、
ボールは野手を点々と結びながら移動します。
その点と点の間のワンプレーをワンセンテンスで情景描写
するようにしなさいというアドバイスでした。つまり、
短いセンテンスを畳掛けるように実況しなさいという、
”目から鱗”のアドバイスでした。
これは、人前で話す時にも大いに心掛けるべきことです。
話し言葉は、書き言葉と違って瞬時に消えていきます。
短いセンテンスを積み重ねる話し方は、話すにも聞くにも、
それぞれが内容を整理しやすい合理的な話し方なのです。
簡潔に話すことも、聞き手にしっかり伝えるために常に
心掛けるべきことです。聞き手の負担を軽くしてあげる
意味でも、短いセンテンスで簡潔に話すことが最重要な
ことと言えます。
教室では、新規受講者を募集中です。詳しくは、富山
県民会館のホームページに添付掲載してある要項を
ご覧下さい。あなたの参加をお待ちしています。
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