2016年2月1日月曜日

琴奨菊の初優勝に思う

大相撲初場所で大関の琴奨菊が優勝しました。10年ぶり
の日本出身力士の優勝に歓喜した人も多いことでしょう。
表彰式でのインタビューで印象に残った言葉がありました。
「自分の相撲をやりきれば、『できる』という自信がついた
ので、また頑張っていきます」という言葉です。「綱取り」に
挑む来場所の大活躍を期待させる頼もしい言葉でした。
この自信の裏には、トレーナーの指導のもと去年8月から
始めた筋力強化トレーニングの手応えがあったようです。
ケトルベル、ハンマー投げ、綱引き、タイヤたたき・・・等々、
外見の筋肉を壊し体幹を鍛えるトレーニングを続けてきた
ということです。最近は「体の軸の使い方を学び、格段に
馬力があがった」とトレーニングの成果を口にしていたと
言います。
一時は、負けても「しょうがない」という諦めの姿があった
ということです。「何事も、諦めないで努めれば叶う」という
ことなのでしょう。31歳を過ぎて掴んだ初優勝の栄冠です。
人は幾つになっても進化できるということなのでしょう。
両腕を広げ胸を思い切り反らす「琴バウアー」に、ファンは
歓声をあげ、代名詞になりました。迷いをかき消すために
やっているルーティンのひとつだそうです。立ち会いを前に
「今日も決めたことをしっかりやるぞ」と、自らに言い聞かせ、
自らを奮い立たせる一連の動作の締めくくりなのでしょう。
毎日、決めたことをやりきる・・・その先にのみ歓びと満足の
結果があるのかもしれません。
鞍田朝夫「話し方教室」も、日々の訓練を通じてそれぞれに
それぞれの自信をつける機会にしてもらえれば幸いです。
2月の教室は、7日と21日の日曜日に開きます。いずれも
午前10時から12時まで富山県民会館の608号室で開講
します。7日は「起承転結で話す」、21日は「正しい敬語で
話す」が学習テーマです。
関心のある方の参加をお待ちしています。入会前の見学を
歓迎します。事前に☎076-431-3248にお電話いただければ
幸いです。






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