2019年5月1日水曜日

新元号「令和」の発音

いよいよ令和時代が始まりました。新元号「令和」に特別な
感慨があります。新元号の典拠となった万葉集を編纂した
大伴家持が奈良時代に越中国守として滞在した富山県の
高岡市伏木は、中学校に通った故郷です。又、少年時代を
過ごした高岡市太田(雨晴)や氷見市は、家持が度々訪れ
数々の歌を詠んだ越中万葉の故地です。感慨一入です。
さて、新元号の「令和」を一音一音(レイワ)と発音する人と
(イ)を長音にして(レーワ)と発音する人がいます。
日本語では、母音が連続する場合、原則、長音になります。
例えば、大雨(オオアメ)は(オーアメ)と長音で発音します。
また、同じ母音だけでなくエ(E)とイ( I )やオ(O)とウ(U)が
続く場合にも長音化します。経済(ケイザイ)は(ケーザイ)、
扇(オウギ)は(オーギ)と発音します。従って、令和(レイワ)
はエ(E)とイ( I )が続いているので、原則的には(レーワ)と
発音するのが理に適っていると言えます。
一方、「令和」を(レ)にアクセントをつけ頭高で発音する人と
平板で発音する人がいます。どちらも可だと思います。
今の処、頭高で発音する人が多いように感じますが、先日、
テレビの番組で言語学者の金田一秀穂さんが「頭高が先で、
だんだん平板になっていくのではないか」と、いうようなことを
話していました。この新元号「令和」のアクセントについては、
発表当日4月1日夕方のテレビニュースで某局のキャスター
が「平板で発音することに決めました」と、言及していました。
わが富山県の系列局でも、平板での発音が意識されている
ように感じます。頭高か平板か、どちらにせよ、言葉を声に
出して仕事をする人たちの発音に対する真摯な姿勢を垣間
見たようで好感を抱きました。
さて、5月の鞍田朝夫「話し方教室」は、5日と19日に開講
します。午前10時から富山県民会館608号室で開きます。
学習テーマは、5日が「簡潔に話す」、19日が「短いセンテ
ンスで話す」です。関心のある方の見学を歓迎します。予め、
☎076-431-3248かEメールkurata2347@gmail.com
ご連絡いただければ幸いです。

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