2022年10月1日土曜日
実りの秋、収穫の秋、そして下期へ
10月です。稲刈りが終わった田んぼの切り株が青々としています。この切り株に生えた芽を「ひつじ」と言うのだそうです。
ひつじが萌え出た田んぼをひつじ田といい、秋の季語だそうです。「ひつぢ田に紅葉ちりかかる夕日哉」(蕪村)。
実りの秋、収穫の秋、そして、秋は深まっていきます。
▼今年のスポーツ界の実りの秋は多士済々です。
とりわけ、大相撲秋場所で37歳10カ月という最年長で優勝を果たした玉鷲関は見事でした。努力で掴んだ実りの秋でした。
いつまでも若々しい相撲を取れる秘訣を記者に聞かれて、常々「力士は体の調子より、心の調子が大事だと思う。
どれだけいい体をしていても、生き生きとした心がないと生かされない」と話していたと言います。噛み締めたい言葉です。
▼一方、我が郷土期待の朝乃山は、幕下全勝で十両復帰を目指した秋場所、まさかの1敗を喫し残念な結果に終わりました。
ところが、相撲ジャーナリストの横野レイコさんが「負けたことは復活への意味ある場所になったのでは」と語り、
早めに負けたことでプレッシャーから解放されたとみていると、千秋楽翌日の地元紙が嬉しい予見を伝えていました。
朝乃山の悔しい実りの秋は、意外にも、関取に返り咲くこと、大関に戻ること、横綱に上り詰めることへの収穫の秋になったかもしれません。
不覚の敗戦を糧に邁進して貰いたいものです。
▼さて、令和4年度の鞍田朝夫「話し方教室」は下期に入ります。以下、下期の学習テーマと日程をご案内しておきます。
◎10月9日…話材を集めて話す、◎10月16日…突然指名されて話す、
◎11月6日…三段階話法で話す、◎11月20日…筋道を立てて話す、
◎12月4日…話しかけるように話す、◎12月18日…絵を描くように話す、
◎1月8日…起承転結で話す、◎1月15日…5W1Hで話す、
◎2月5日…ネタを集めて話す、◎2月19日…エピソードで話す、
◎3月5日…わかりやすい表現で話す、◎3月19日…正しい敬語で話す、です。
▼10月の教室は、いつもと違って、第2日曜日の9日と第3日曜日の16日に開講します。
富山県民会館608号室で午前10時から12時まで開きます。入会を検討される方の事前見学を受け付けます。
予め、☎076-431-3248 か kurata2347@gmail.comへご連絡いただければ幸いです。
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