2010年9月5日日曜日

正しい敬語で話す

富山県民会館の「話し方教室」の11回目を開きました。
「正しい敬語で話す」がきょうの学習テーマでした。
正しい敬語表現は、コミュニケーションを円滑に行ない、
確かな人間関係を築く上で欠かせないものです。
しかし、日頃何気なく使われている敬語におかしな表現が
ずいぶんあります。専門家などから敬語の乱れが指摘され、
敬語の再教育の必要性が叫ばれていました。そんな世論を
受けて、文化庁の文化審議会が、敬語の仕組みや使い方
などを深く理解するための指針について検討を重ねた結果、
従来、三種類とされてきた敬語を五種類に細分化して用いる
考え方を、平成19年2月に文部科学大臣に答申しました。
答申では、尊敬語、謙譲語、丁寧語の三種類を、尊敬語、
謙譲語Ⅰ、謙譲語Ⅱ(丁重語)、丁寧語、美化語の五種類に
分類するとしています。
元来、日本語の敬語表現は、相手に対する思いやりや気遣い
が原点です。正しい敬語は、正しい言葉使いを身につける
第一歩です。日頃、周囲の人が実際に敬語を使うところを
注意深く見聞し、それに学んで使ってみることが大切です。
また、敬語の基本的な仕組みや具体的な使い方について、
つねに関心を持ち、疑問な点は解説書などで確認してみる
ことも大切なのではないでしょうか。
きょうの教室では、敬語の仕組みや間違って使われている
典型的な例などを学習してもらいまいした。
教室では、受講生を募集中です。入会はいつでもOKです。

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