2010年11月21日日曜日

好感を持たれるように話す

富山県民会館「話し方教室」の16回目を開きました。
今回のテーマは「好感を持たれるように話す」でした。
いい話なのに聞き手に「どうも好感が持てない」と思
わせてしまうスピーチがあります。聞き手が抵抗感や
嫌悪感を抱いてしまうところがあるからです。
では、聞き手に好感を持たれるようにスピーチするに
はどうしたらいいのでしょうか。
聞き手に抵抗なく素直に受け入れてもらえる自然な
話し方や態度を常に心掛けていることが大切です。
聞き手に抵抗感や嫌悪感を抱かせない配慮が必要です。
以下のことに気をつけたいものです。
①前置きを長々としないこと、②言い訳をしないこと、
③自慢話や手柄話をしないこと、④必要以上に卑下し
自信なさそうにしないこと、⑤威張った態度や強引な
話し方をしないこと、⑥わざとらしい態度や馴れ馴れ
しい話し方をしないこと、などです。
きょうの教室では、自戒の念も含めて話し手としての
留意点を出席した受講生に話しました。
備えあれば憂いなし、日頃の心掛けがモノをいいます。
あなたも、「話し方」を磨きませんか。見学歓迎です。

2010年11月7日日曜日

相槌を打って話す

富山県民会館文化教室「話し方教室」の15回目でした。
きょうのテーマは、「相槌を打って話す」でした。
ラジオのトーク番組の多くが、男女2人のパーソナリティ
によって進行されています。相槌のないしゃべりが単調に
なりがちだからです。留守番電話でメッセージを録音する
時に、話しにくいと感じることがあります。自分の話しに
相槌を打ってくれる人がいないからです。声に出す相槌、
表情や態度で示す相槌など色々ありますが、相槌が、話し
手と聞き手の言葉の交感を生き生きしたものにします。
スピーチは話し手と聞き手の対話です。対話が弾むのは、
タイムリーで適切な相槌がある時です。話し手は、自分の
話しが好意的に受け止められているかどうか、聞き手の期
待に応えているかどうかなどを聞き手の相槌から察知する
ことができます。一方聞き手は、相槌を打ってあげること
により、話し手を話しやすくしてあげることになります。
話し手と聞き手は、共同で話しを作り上げているのです。
話し手も聞き手も、さまざまな相手の相槌を正しく読み取
りながら、お互いにとって「いい話」にしたいものです。
教室では、好意的な仲間の相槌を確認しながらスピーチの
練習をしてもらっています。あなたも参加しませんか。
詳しくは、富山県民会館のホームページでご確認下さい。