富山県民会館文化教室「話し方教室」の15回目でした。
きょうのテーマは、「相槌を打って話す」でした。
ラジオのトーク番組の多くが、男女2人のパーソナリティ
によって進行されています。相槌のないしゃべりが単調に
なりがちだからです。留守番電話でメッセージを録音する
時に、話しにくいと感じることがあります。自分の話しに
相槌を打ってくれる人がいないからです。声に出す相槌、
表情や態度で示す相槌など色々ありますが、相槌が、話し
手と聞き手の言葉の交感を生き生きしたものにします。
スピーチは話し手と聞き手の対話です。対話が弾むのは、
タイムリーで適切な相槌がある時です。話し手は、自分の
話しが好意的に受け止められているかどうか、聞き手の期
待に応えているかどうかなどを聞き手の相槌から察知する
ことができます。一方聞き手は、相槌を打ってあげること
により、話し手を話しやすくしてあげることになります。
話し手と聞き手は、共同で話しを作り上げているのです。
話し手も聞き手も、さまざまな相手の相槌を正しく読み取
りながら、お互いにとって「いい話」にしたいものです。
教室では、好意的な仲間の相槌を確認しながらスピーチの
練習をしてもらっています。あなたも参加しませんか。
詳しくは、富山県民会館のホームページでご確認下さい。
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