新年が明けました。嬉しいことの多い年にしたいものです。
かれこれ20年前から、一日の終わりにその日を振り返り、
嬉しかった事柄を2つ手帳にメモしています。感謝すべき
こと、幸運だったこと、満足したこと、ほっとしたことなど、
嬉しいと思った事柄を2つだけ選んで書き記してきました。
一日2つの“幸せ探し”です。
平成7年に新潟で聴いた五木寛之さんの講演をきっかけに
始めました。講演内容はよく覚えていませんが、「どんなに
つまらないことでも、一日の収穫として大事にし、手帖に
書いている」というような話だったかと思います。とっても
惹かれました。倣おうと思いました。
爾来、一日2つの”幸せ探し”を就寝前のささやかな習慣に
してきました。毎日毎日、幸せの実感を弄って文字にする
・・・そんな”幸せ探し”をひたすら続けてきました。
ドイツの哲学者ショウペン・ハウエルは、「幸せを数えたら
あなたはすぐに幸せになりますよ」と言っています。
確かに、幸せを数えてみること、それ自体に意義があるの
かもしれません。とりわけ、いいことがなかったと思える日、
そんな日でも「とにかく探す、探してみる」、そのことにこそ
意義があるのだろうと思います。
五木寛之さんの”新版生きるヒントのレッスン1歓ぶ”には、
「毎日がとてもしんどく感じられたころのことです。一日に
一回、どんなことがあってもよろこぶ。そう決心しました。
そしてそれを手帖に書くことにきめました。」と、あります。
私の場合、幸せが多くても少なくても必ず2つだけに絞り、
それぞれを20字前後の短文にして県民手帳の月間予定
表の欄に記入しています。20字前後の文章は、声に出す
と4~5秒です。ちょうど「一言」で言えるセンテンスです。
短いセンテンスで話すことを習慣にすることと言葉選びの
いい訓練にもなっているように思います。
鞍田朝夫「話し方教室」、1月は第1日曜日の4日は休講し、
新年最初の教室は、第3日曜日の1月18日に開講します。
学習テーマは、「正しい敬語で話す」です。
午前10時から富山県教育文化会館502号室で開きます。
関心のある方のご参加を期待します。見学、大歓迎です。
事前に、076-431-3248にお電話いただければ幸いです。
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