2010年7月4日日曜日

短いセンテンスで話す

鞍田朝夫「話し方教室」の今年度7回目の教室を開きました。
「短いセンテンスで話す」が今回の学習テーマでした。
センテンスとは、まとまった内容を表現し言い切りとなるもの、
つまり、主語から述語までの一節を言います。
センテンスが長すぎると、聞き手は話を理解し終えるまで
緊張感を持続しなければなりません。話しが間延びしたり、
聞き手をイライラさせてしまったりすることになりがちです。
人前で話すときは、短いセンテンスを積み重ねるように
心掛けることが大切です。主語と述語との間をなるべく短くし
“言いたいことをそのつど言い切る”ようにしてみましょう。
「~けれど、~けれども、~ですが、~でして」などの表現は
連発しないことが肝心です。なるべく読点「、」を少なくし、
句点「。」の多い話し方を意識して実践してみましょう。
また、修飾語を重ね過ぎるとセンテンスが長くなり、
話しがわかりにくくなりがちです。分解して話しましょう。
二重否定や三重否定は混乱のもとです。避けたいものです。
短いセンテンスで話すようにすると、歯切れよく話す、
わかりやすく話す、そして、上がらないで話すことにも
つながります。
あなたも、教室に参加して実践訓練をしてみませんか。
鞍田朝夫「話し方教室」は、富山県民会館で毎月2回、
第1日曜日と第3日曜日の午前10時から開いています。
関心のある方の受講をお待ちしています。

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