富山県民会館の「話し方教室」の8回目を開講しました。
学習テーマは「間を取って話す」でした。
日本画や書の世界に「余白の美」という概念があります。
絵や書は、作品の本質部分もさることながら、余白部分も、
作品としての美しさの重要な構成要素なのです。
人前で話す時にも似たようなことが言えます。
声に出して話している部分はもちろん話しの主役です。
そして、話していない無言の部分も、話しの説得力を
左右する重要な役目を持っているのです。
大勢の人の前で説得力を持って話すには、「間」が
適切で聴きやすいものになっていることが肝要です。
では、適切な「間」とは、どんな「間」でしょうか。
長さの問題ではありません。話し手と聞き手が
それぞれの気持ちと理解度を一にしている・・・
いわば”阿吽の呼吸”の問題なのです。
話し手の感性と聞き手を思う気持ちが重要です。
「間」の取り方は、調和のとれた話し方をするために
意識しなければならない「余白の美」の追求なのです。
あなたの受講をお待ちしています。
kurata2347@gmail.comへご連絡ください。
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