2014年8月1日金曜日

「ゴルフ力」の鍛え方に倣う③

今回も、日本アマチュアゴルフ界の第一人者・阪田哲男さん
の著書”「ゴルフ力」の鍛え方”に、「話す力」をつけるための
心を学びたいと思います。
「まなぶ」(学ぶ)という言葉は、「まねる」(真似る)と同じ語源
で、「まねぶ」とも言われたといいます。大辞林には、「学ぶ」
は「まねぶ(学ぶ)」と同源で、①教えを受けて知識や技芸を
身につける、②勉強する、学問する、③経験して知る、わかる、
④まねる、と注釈されています。
学ぶとは、「真似をする、見習う」ことでもあるのです。自分の
心酔する人のやり方を「まねぶ」ことから始めるのが、学びの
基本ということなのでしょう。阪田さんの著書には、ゴルフに
限らず、何事においても、上達することを目指すにあたって
「まねぶ」べき示唆が多く書かれています。
阪田さんは、自らの経験から「人のプレーを見逃すな」、「見て
学べ」と説いています。ほかのプレーヤーのプレーには、多く
の情報が詰まっている。何番で打っているのか、風の影響を
どれくらい受けているのか、《中略》、グリーン上であれば、
スピードはどうか、曲がりの幅はどうかなどをチェックできる。
同伴競技者が3人だとすれば、自分が3回練習したことと同じ
意味を持つと考える、と書いています。
阪田さんは、積極的に上級者とプレーすることが上達への近道
だと言っています。話し方についても、上手な人を真似ることは
上達への近道です。
教室は、手本にしたいと思う人の話し方や発想を観察するのに
最適な機会です。自分が真似したいと思う個所を見つけ、その
「型」を自分の中に取り込み実践してみるのです。「型」を身に
つけたら、それに「自分らしさ」を工夫し、「まねぶ」ことから卒業
するようにすればいいのです。
鞍田朝夫「話し方教室」の8月の教室は、「3分間で話す」「話材
を整理して話す」をテーマに、3日と17日の日曜午前10時から
富山県教育文化会館5階会議室で開きます。関心のある方は、
ぜひ教室をご見学下さい。事前にお電話いただければ幸いです。
電話番号は、076-431-3248です。






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